この時期になると思い出します・・・。
山で出会い何度も山行を共にした先輩・・・
谷川岳一ノ倉沢南稜を登攀中、滑落・・・
山岳警備隊の連絡を受け、
皆で駆けつけたときはもう帰らぬ人となってました。
谷川岳一ノ倉沢は岩登りのメッカ、
それゆえ遭難者も群を抜いて多い・・・。
1年・3年・5年・・・慰霊山行を仲間内でしていました。
先輩の家族も一緒に・・・。
遭難当時、小学生だった子供さんも高校生に、
その高校生の彼は、大学で山岳部に入り
岩登りをはじめました。
今、彼は弁護士の仕事に就き、
山岳会に属し岩登りを続けています・・・。
今度の慰霊山行はいつになるか決めていませんが、
私たちは一般登山道、
ご子息はたぶん南稜登攀になるでしょう・・・。
その山行がたぶん、一区切りになると思います。