ちくわの穴から星☆を見た *4コマ -459ページ目
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母が辛党でしかもケチなため、
息子お菓子をろくに買ってもらえません。



そんな息子がクリスマスに、
知り合いのお姉ちゃんから
お菓子の入ったサンタブーツをもらってしまい!!


もう、盆と正月がいっぺんにきたような幸せな日々。



((;゚Д゚))「ちゃーちゃん(母)。
ビ・スコが三個も
はいっと~よ!!!!」

震える声で報告する息子。



(*´▽`)ノ よかったね。
ビスコとか生まれて3べんくらいしか
食べたこと無いもんね。




3ヶ月前、
夫が車のタイヤを替えに行ったカー用品店で、
レジ前にお菓子山積み。


その時・・・
菓子の山を見て、
あれ買ってこれ買ってと言わないところが気に入った!
」と、
ドケチの母が、買ってくれました。
31円のビスコ!




それが記憶の中の最後のビスコ
だったよね?





そのカー用品店は、
アミューズメントパークの真ん中にあるので、
車へ戻る道すがら、
いろんな金のかかる遊具
息子の気をひきます。




息子「ちゃーちゃん
観覧車のりたいなあ」
「ビスコ買ったろう!?」
息子「あ、そうか。」



息子「トーマスに乗りたいなぁ」
「ビスコ買ったろう?」
息子「あー、そうだったね~」




31円のビスコで、
すべての誘惑を乗り切りました。ふ~~
安いぞ!息子。




さて、クリスマスのお菓子ですが、



……………
……………
まだ、残りがあります。




ふつー子供って、お菓子見せたら
あるだけがば===!!っと食べるよね。


息子、一日一個と自分で決めて、
おちょぼ口で
ちょっとづつちょっとづつ食べています。



まるで冬山で遭難した人のよう。(゜∀゜) 




いっぺんで食べたら、もう終わる夢。
次があるかもわからないせつない夢
です。
それが子供心にもわかっているのでしょう。




不憫だ!!(ノд-。)クスン






・・・てか、私のせいかしら?てへ








次に息子にこんな幸せ
訪れるのはいつなの??

たぶんいつかのクリスマス
気の向いた大人がまた
お菓子の靴をくれるかもしれません。
それまで待つんだ息子。




お菓子はないが、珍味なら
潤沢にあるぞ、うちの家。
一緒にウナギの骨でも
食べようじゃないか。

なあ?息子


「早く寝ようや!」
おや、いつになく夫が強硬です。
よしとくれよ、おまいさん。姫初めは今日じゃあないよ。

夫つД´)・゚・。「あ・あほか!おれは運転して疲れとるんじゃ。」
ああそうか私もゴールド免許持ってるけど、DVD借りるときにしか使いません。
アクセルとブレーキ、どっちがどっちか覚えてない女に、ハンドルを
預ける気にならず、里帰りの往復ずっと運転していた夫。

でも、ブログは一本あげさせてもらいますよ。
夫(p_q*)しくしく「もう寝ようやあ、お前が寝らんと、こいつが寝らんのじゃあ」
こいつ。。。とは、ハイパー息子4歳のこと。

「ふんづける!!とぅ!!」

いや、寝ているお父さんを倒すのは、卑怯だと思うぞ。ウルトラマンさん。

仕方がないから寝ることに。

「よかった、やっと眠れる」
そうか~~運転疲れたんだね。

「早く寝たかったんじゃ
うんうん

「おれ、初夢楽しみにしてるんじゃ~

私・・・Σ(;゚д゚)

コドモか!!
_| ̄|○・゚・。うう・・・




* * * * * * * * * 
さて、翌朝。


「こわいゆめみた~」つД`)・゚・。と、起きてきました。

なによ、また宿題の夢かい?
だいたい、おまいさんほど、間の悪い男が、

「1富士・2鷹・3なすび」

の夢を見られるはずが無いじゃないかい。
食玩買っても、「月光仮面のDVDだけは入っていませんように」と
お祈りすると、ばっちり月光仮面が入っている男だのに。



息子「う~~ん、むにゃむにゃ」おや、息子も起きそうです。



息子「たこやき・・・」

父Σ(;`Д´)
母Σ(;・A・)


彼の初夢はたこ焼きの夢なようです。

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息子がペットボトルからお水を飲んでいます
水攻めの拷問にあう半魚人のような苦悶の表情。苦手なん?ペットボトル。飲み口をがっぽりくわえるのがいかんのでは???



さて、昨日のクリスマスイブは、お母さんお父さんお疲れ様でした。子供の喜ぶ顔、可愛かった?

いつも寝起きが悪い息子が、今朝はがばっと跳ね起きました。
「サ・サンタさんきたかなあ??」寝起きでふらふらしてるのに、
けなげにリビングに向かいます。
ふふふ、心配しなくても来てるわよサンタさん



リビングにはでかいツリー。
まったく実ババが強引に買いおって。


ババ「ツリー買ったよ1メートルの」
「えーーー!!困るよ。卓上用の小さいの買うつもりだったのに。」

届いたら箱が1メートルでした。
組み立てたら恐ろしい大きさ。
狭い部屋を家族が通るたび、足にヂクヂクささります。
ババはうちの住宅事情をどう思っているのでしょうか。

ビングには邪魔だからといって、さらに狭い寝室に動かしたら、このツリーの下で
フキの下のコロポックルのように
寝起きしなくてはいけなくなります。

・・・そんなことを思い出しながら、息子の後を追っていくと…




「な~~いい~~」

息子の悲しい悲鳴。





プレゼントがありません!
どうなってるのだ!?サンタ

ゆうべ確かに夜中にごそごそやっていたのに。
なぜ、ツリーの下にプレゼントがないのだ!!



家中探し回り、玄関のドアノブにかかっているのを発見しました。





・・・・・・・

回覧板じゃないんだから!!




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今日の「ちくわ」は『18禁』!
いや『12禁』
ネットを回遊してここにきてしもうたお子は、さあ、帰った帰った。
おばちゃんの言うことをきかないと・・・・

来年からサンタが来なく

なっちゃうんだよ!



さあ、12歳以下は帰った帰った。(`Д´;)/











・・・・・・・・



さあ、コドモを追い返した所で大人のお話しといきましょうか?皆さん?




「子供だましてますか~~~?」

「ちゃ~~~んと子供の目を見て

『サンタはいる!』と

言い切ってますか?」





「わたし子供いないし関係な~~い」と言ってはいけません。
日本の大人は20歳になると、選挙権をもらうと同時に、
ある秘密組織の会員登録を自動的にされるのです。知らんかった?

その名も「サンタの実在を守る会」先祖から受け継いだ壮大なファンタジーを死守する、世界的な地下組織です。知らんかった?

独身の長かった私も、使命感を持って、甥・姪をだまくらかしてきたものです。
あのくらいの熱意を持って男をだまくらかしていたら、人生違ったものになっていたでしょう。
・・・・それはまあいい。



このたびはついに我が子をだます番!私も夫も気合いが入ります。

息子1歳8ヶ月の時に、夫は100均でサンタ衣装一式を買ってきました。
いよいよ迎える24日!
「今日たーとん、お帰り遅いねえ。」
息子「まんまんま~~」
「今日サンタくるかもよ?来たらメリークリスマスって言おうね」
前説もさえわたる母。息子の目を盗んでさりげに玄関の鍵を開け、ビデオの用意をします。


サンタが

はいってきました!!



サンタには前もって「口はきくな!」と言い渡してあります。
赤ちゃんといえど、がっちりした母親似の現実的な性格の片鱗を見せ始めた息子。声などうっかり聞かせて、(ん?この声は・・・)とほころびを見せるわけにはいきません。

突然のちん入者に、固まる息子。
「あ!サンタさんだ!プレゼント持ってきてくれたよ。メリークリスマス!」ビデオをかまえながら母が叫び、サンタは息子にプレゼントの包みを押しつけると、片手を揚げて去っていきました。
その間1分。

「わあ~~サンタさん来たねえ。いいものもらったねえ。」
息子「・・・・・」
まだサンタの存在すら知らない息子は、口を開けてみていました。
夫のいないすきに不審者を迎え入れ、なおかつ不自然にはしゃぐ母。ご機嫌をとるように笑い、おもちゃを押しつけていった、センスの悪い服を着たあの男・・・。
口をきけたら、こう言ったかもしれません。
かあちゃん、間男を引っ張り込むならぼくのいないときにして・・・。


あいにくその頃息子がしゃべれたのは、「まま・まんま・まんまんまん」(順に「母」「メシ」「アンパンマン」)の3語+α。小さな脳みそはこの一幕をあっという間に忘れてしまうはず。
でもいいの、親の自己満足なんだから。ビデオも撮ったし。


・・・そのはずでした。




翌年には言葉の遅かった息子もぼちぼちしゃべりはじめ
「さあ今年もサンタが来るわねえ」など、親子で話していた時・・・

ぼく、サンタみたー(^▽^)」「ちいたいとき(小さいとき)」
息子がそう言い放ちました。

私Σ(゚▽゚*)
夫Σ(*゚Д゚)

お・・・覚えてたのね?


「サンタ、たーとん(父)に

お顔が似てた~~」


きゃ~~あ~~~~


(^▽^)「なんで?」う(゜Д゜;)
(^▽^)「なんで?」う・う・う(`Д´;)

(`Д´;)「それはね!小さい子のおうちに、知らないおじちゃんが来たら、小さい子怖くて泣いちゃうでしょ?」
(・▽・)「うん」
(`Д´;)「だから、そこのうちのお父さんにお顔の似たサンタさんが来るの。サンタさんたちが話し合ってそう決めたの!」母、一世一代のとんちで逃げ切り!
(^▽^)「そおか~」


\(゜□゜;;)「お父さん!これきりサンタの変装禁止!」
(`Д´;)「わ・わかった!」


その年以来、あのビデオはお蔵入りです。

今見せたら・・・・見破られる!



赤ちゃんをお持ちの皆さんには、今日は参考になる「ちくわ」でしたね。

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16-2
むかしあるところに「おかん」がおりました・・・おかんはがっちりした性格で、今日もスーパーの特売に駆けつけました、が

「売り切れ~~~!!?」給料日なので張り込もうと思っていた特売の牛バラ肉が売り切れです。すき焼きを待ってる飢えた夫と息子にどういいわけをすればいいのでしょう?・・・・・・・・・・・・

おかんはちくわ3本78円をつかみました。
「甘辛く炊いたらわかりゃせん!動物性蛋白やし。」

フツーわかります。牛肉とちくわ。いわしの蒲焼きを「おいしいね~~。今日はうなぎの蒲焼きだね~」という、すっとんとんの亭主も気づくでしょう。
「これ、牛肉と違う」と

16-3

「焦がそう」おかんは強引な作戦を思いつきました。苦くて固くしてしまったらばれないに違いない。

「しかしこの穴どうしよう…」肉に穴はないしなあ、と街灯の下ちくわの穴をためつすがめつしていた時です

「あ!」

おかんは石につまずいてすっころんでしまいました。
弧を描いて、道に散らばる三本のちくわ・・・

「あ~~あ」


ちくわの穴からのぞいたら遠くの我が家の明かりがみえました。

息子と亭主はおなかをすかして待っているのでしょう。
・・・・・・・・・おかんはちくわをひろいあげます。

泥だらけのちくわ。

「帰ろう」おかんは膝をはたいて立ち上がりました。
「今日は動物性蛋白なしじゃ。」

そして、野菜ばっかりのすき焼きを食べ終わったら、外に出て亭主と息子と三人でちくわの穴から星をみよう。

そしたら、みんなして心のおなかはいっぱいになります。

16-1

「牛肉じゃあ星は見えんかったわね」がっちりしたおかんは、そうつぶやいて、泥だらけのちくわをおうちに持って帰りましたとさ。

           ーーーおしまいーーー