今日は、手術の日。
一番目だった私の手術。
8時くらいに看護師さんが見えて、パジャマから浴衣のような術着へお着替え。
予定通りの8時20分、看護師さんと両親を引き連れて歩いて手術室へ。
不思議と緊張はなく、手を振って両親と別れました。
手術室は、テレビで見るような感じではなく、だだっ広い所に狭い小さな部屋がたくさん並んでいる感じ。
人だけが妙に多くて、ただただビックリしていました。
出入り口近くの受付で名前を名乗り、とりあえず、すぐ横にあったパイプ椅子に腰掛けると担当医のS先生と麻酔科の方、看護師さんの3人が挨拶に見えて、すぐ横の小部屋に連れていかれました。
小さな部屋の真ん中にこれまた小さなベッドが置いてあり、そこに横になってからは、両手に血圧計や心電図のクリップ、足にも何かクリップされ、看護師さんの
「アタマがボ~っとなる薬をいれますよ」
の声と共に、だんだんデコルテのあたりから上が冷んやり、呼吸も苦しいような違うような‥
アレルギーの不安もあって、何か訴えた時に、看護師さんがずっと肩を落ち着かせるように叩きながら、
「大丈夫だから。酸素もつけているし、落ち着いて」
と言ってくれ、その肩の『トントン』で安心しながら、意識は、薄れて行きました。
意識が戻った時、やたら騒々しい所に数人まとまって寝かされているようでした。
「気がつきましたか?痛い?」
との看護師さんの声に、「痛い」と答え座薬をいれてもらったのまでは、はっきりしているけれど、以降がまだら^_^;
次の記憶は、病棟の入り口付近での両親との対面。
そのまま病室へ。
あとは、ひたすら寝に入りました(ー ー;)
痛みはそこまで強くはなかったけれど、意識もまだらな中、
『とりあえず、眠っちゃえば痛さはわからん』
という認識だけはあったので、寝まくりました。
両親の話によると、手術は順調に終了したけれど、麻酔が覚めるのに1時間余計にかかったらしい。
POEMで割いたのは、胃の入り口付近までの11~13センチ。
術前は、15センチくらいとの話だったので、少し短め。
その日は、尿管の気持ち悪さが印象に残った以外は、「痛くなるなよ~」という思いだけで、寝続けました。
術後の体温、37.6。