奇跡のうた☆メラノーマを生きる

奇跡のうた☆メラノーマを生きる

3人育児の真っ只中。最愛の旦那さまが、突然、メラノーマ(悪性黒色腫)の宣告を!しかも、ステージⅣ。。それでも、笑顔で前向きに暮らす家族の日常。日々の暮らし。

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お久しぶりです。
ユウです。

主人が旅立って、今日で丸2年が経ちました。

もう2年、というよりは、まだ2年しか経っていないのか、、という気持ちが正直なところです。

はじめの1年は、人前では平気な顔をしていても、ひとりになれば苦しくなり、毎晩のようにシャワーの音で泣き声をかき消しながら、泣き叫んでいました。

なんで救えなかったんだろう。
どこで道を間違えたんだろう。

自分を責め、後悔ばかり。

いまでは、毎日のように泣くことはありませんが、やっぱり現実として受け止めようとおもいながらも、思考が停止しているような気もしています。

このブログの中のわたしは、前向きに笑顔を忘れず頑張っていたかのようにみえたと思います。
現実の世界でも、いつも前向きに明るく頑張っててえらいね、って言われるけれど、実際のわたしは違います。

前向きにいられたのは、主人がいたから。
どんなわたしでも、かわらず大好きだと言ってくれて、どんなに自分がしんどくても、楽しいことをみつけて前向きな姿勢をみせてくれていた主人がいたから。

主人が旅立って、光を失ったような気持ちでした。神様なんていないんだって、投げやりにもなりました。

けど、こんなわたしのそばにはいつも、主人がのこしてくれた、3人の子どもたちが。

ママ大好きっていつも言ってくれて、
笑顔いっぱいで力いっぱい遊んで、
わたしが落ち込んでたら気にかけてくれて、、

3人それぞれ、パパの死に向き合って成長してます。年齢があがるにつれて、死というものを理解して、また違った哀しみや淋しさを抱えて、それでもたくましく日々成長しています。

子どもたちのために頑張ろうって、ずっとおもってきたけど、
そうじゃなくて、まずは自分が笑顔でいられるように、自分の人生をしっかり歩みたいな、って思います。

のこされたわたしたちが笑顔でいることが、主人が望んでいることだと思うから、、


さいごに。
このブログを通して、皆さんの温かい励ましやアドバイスをいただき、主人もわたしも勇気づけられていました。
完治して誰かの希望になれれば、と思っていましたが、逆に不安にさせてしまったかな、とも思います。
でもはやくて余命2ヶ月といわれた主人でも一時は完治するんじゃないかって思うほど、治療の効果がみられたときもありました。
メラノーマ はここ数年で治療法が飛躍的に進歩していると感じています。
近い将来、進行したメラノーマ でも完治できる日が来ると信じています。
皆さんの明るい未来を信じ、祈ってます。


当たり前の毎日は当たり前じゃなく、毎日が2度とかえらない大切な一瞬一瞬なんだと、主人が教えてくれました。
大切にかみしめながら、また一歩進んでいきたいとおもいます。


ひとまずこのブログはここでひと区切りにしようと思います。今までありがとうございました。
皆さんのブログは、かわらずのぞかせてもらおうと思ってるので、引き続きよろしくお願いします。
いつの日か子どもたちに、パパは最期まで前向きに頑張ってたよ、ってこのブログを読んでもらいたいな。。

それでは、またどこかで。。