お疲れ様です。
あるSNSで、学校には行かせなくてもいいのだという
意見を書かれている方がいました。
でも、周りの方たちは、
その意見にとても反発していました。
学校に行かなくてもいいと
親が本気で思ってからが
スタートだと私は思っています。
でも、だからといって、
我が子が不登校になったばかりの方が
そう簡単にそんな風に思えるとは思っていません。
ただ、納得できないなりに、
何が何でも子どもを学校に行かせようとはしないでほしいなと
思います。
学校に行けない子どもを
責めないでほしいなと思います。
子どもたちはとても敏感です。
だから、ただ表面だけ行かなくても大丈夫と
取り繕っても、子どもは簡単に見抜いてしまいます。
だから、親が本気で納得することが必要なのです。
学校に行けなくても、あなたが大事と
素直に子どもに伝わるためには、
本気でそう思わないと伝わりません。
親が独自の教育観を持ち、
経済的にも時間的にも余裕があれば、
学校に行かなくても何の心配もありません。
むしろ積極的に行かないと選択することも可能です。
でも、多くの家庭では、
それはなかなか難しいものです。
学校で学べることもたくさんあります。
一方で、学校で潰されてしまうものもたくさんあります。
そのバランスの中で、
行かなくてもいいと言い切れるには、
親にもそれなりの自信が必要です。
だから時間もかかるのですが、
それでも、子どもが行きたくない気持ちに寄り添い、
そういう選択もありかな、と思うことができたら
親も子も楽になれます。
結果として、なんだ、学校は行かなくても大丈夫なのか、と
それは一人一人が自分の結論として導くことなのです。