その大切な人とは

高校生で出逢い

14年ほど関係は続いた。

本当に大好きな

愛してる人だった。

批判を受けるのは承知だが

その、大切な人との関係性の後半に

今の夫と知り合った。

大切な人との交流は

私が籍を入れて

地元を離れるまで最後まで続いた。

最後まで関係を断ち切れなかった。

嫌いで別れたわけではなく

好きの気持ちを抱えたまま去った。

忘れようとしても、忘れられない。

でも、連絡はもうしないと心に決め

、2度としなかった。

たまに、彼のSNSを眺めて

極稀に更新されるのを見つめながら

彼がおじいちゃんになる姿を

遠くから見守れるはずだった。

昨年になって

彼の夢を見ることが多くなる。

もう一度逢いたい、そんな気持ちが湧いていた。

数日前たまたまSNSを見ていた時。


彼が旅立っていた事を知った。

1年前に


(互いが逢おうとしなければ)

2度とは会えないかな、という98%の確率が

100%となってしまった。


正直、この現実を

どのように捉えていいのか

今でも分からない。

闘病されていたようだが、

最期は穏やかだったのだろうか。


1年も知らなかった自分を呪った。

でも、自分は

彼の最期を見れなくて

よかったのかもしれない。

元気な時の

彼の姿だけを思い出せるから。

これからも

大切な思い出と記憶を抱えていく。

そして、愛していく。


※夫とはまた違う大切な存在の彼。

周りから何を言われようが

それ以上でもそれ以外でもなく

本当に本当に大切な存在だった人

愛してる人でした。


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ずっと忘れたくない気持ち

心の整理のために

ここに記す。