ピノとグリの道のり

ピノとグリの道のり

カミフルマチの小さなアトリエ

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久しぶりに手描きのイラストレーション。
積水ハウス株式会社様のシャーメゾン3階建ホテルライク賃貸マンションのエントランスホールに飾られる絵を描かさせて頂きました。

快適な暮らしから始まる、それぞれの幸福~福色なストーリーをテーマに、フクロウと蜜蜂の縁起物をモチーフにイラストを展開しました。

先ずは画材店へ、テーマに添った絵の具を仕入れに。右から左へ大人買いしたいとこですが(^^ゞ



アクリルガッシュの和シリーズがいい味をだします。

そして、真っ白な20号のキャンバスに、下地をつくって行きます。
何事も土台が大事ですよね。





この肌の質感が最終的に風合いを演出します。


そして、いよいよ、着色、描いていきます。
ラフスケッチはかなりの枚数を描きましたが、最終的には、このラフを道しるべに描いていきます。


胸の羽を葉とハートに見立てて、それぞれの成長と暮らしの鼓動を表現していきます。


蜜蜂の軌跡を描き。
コラージュも施しつつ…。
右下にあるaのアルファベットは、ここから始まるとの象徴として配置。書体もフクロウっぽくて可愛タイプです。
フクロウは森の哲学者とも言われておりますが、神聖な存在として、その知性の象徴を中心に添えました。

で、そんな渦中。
師匠よりシースーが喰いたいから里に降りるとのことで、何とか目処をつけるとこまで描き上げて。



お出かけ。
一門で師匠の誕生日も兼ねて、お祝いにマスマスニジマス熊ちゃんイラストをプレゼント。

そんな若干の脱線からの。

一気に仕上げモード。



顔も陰影を着けて、サインを記して。



額装して完成。




そして、イラストレーションの飾ってある現場にて、担当の敏腕営業マンの丹羽さんと。
絵のサイズ感が伝わると思います。
そして、ボクの額の広がりも確認できる合わせ技(笑)
図面のイメージ通り、フレームもシャープな内装とマッチしてホッとしました。
構想2ヶ月からのイメージを絞って製作1週間。
アクリルガッシュの存在には助かった仕事。
そんな、アナログな手仕事でした。

新潟は越後、角田山の麓にはカンティーナ ジーオ セットをはじめワイナリーの葡萄畑が広がります。

その先に日本海を臨み、越前浜があります。

うむ、越前。
ここは、越後。

不思議なピーチパイ現象。

遡ること、織田信長の時代。

どんだけーっ。

戦国乱世の時代。信長と戦い、最後は側近の景鏡に裏切らて1573年自刃した、一条谷最後の当主朝倉義景にまつわるヒストリー。

残った僅かの家臣の一部は海路を三艘の船で逃れる。
荒れ狂う波に難破する船。
佐渡に漂着する船。
そして、残りの一艘は、大海原で陸への道筋を失った漂流する小舟。しかし、鶏の鳴く声が耳に入る。
つまり、陸が近い証。
その、鶏の声に導かれるようにその方向へと進む。
そんな越前の戦国大名に仕えた家臣がたどり着いたこの角田の浜の一角は、歴史の流れのなかで越前を冠するという伝説。
以来、この土地には鶏を大切にし神と崇め「鳥之子神社」が建立されています。

地域には、いまも鶏や卵を食べない敬虔な方もいるくらい根付いてるんですよ。

そんな、角田の地に語り継がれる伝説をモチーフにした限定醸造のワイン。
カンティーナ ジーオ セットのヴィーノ ロッソ、ガッロベェルデ。


イタリアワインを愛する醸造家の瀬戸さんの角田の地場への思い。



ガッロは雄鶏の意味でキャンティのシンボルの雄鶏と越前浜の伝説の緑(ヴェルディ)の雄鶏をシンクロさせたワイン。

自社畑で栽培したツヴァイゲルト種100%の葡萄で自園での醸造。
そのボトルには誇らしげに地元に根差している思いを雄鶏が胸を張って象徴してます。



そして、肩に乗っている黄色い帽子をかぶった小さな鶏は、ワイナリーの近くにある越前小学校の児童とともに。収穫をともにした事のシンボル。
今回リリースのエチケットの鶏の胸のハートは、収穫を手伝った六年生7名の数を表しています。

そんな、ストーリーのあるデザインを携わらせて頂けたことはありがたいです。

酉年と言う事もあり、ローカル局でも紹介されました。

そんな、思いの詰まった、地元ならではの限定1,710本のワイン。
是非、ご賞味いただければと思います!



↑角田の麓に広がる葡萄畑とせとおじちゃんのキャラクター。
捕捉トレビア。
CANTINA ZIO SETTOの屋号は、せとおじちゃんのワイナリーと言う意味です。

カーブドッチを拠点する個性溢れる醸造場が点在するワインコーストを散策するのも楽しいですよ。
それでは、みなさまごきげんよう!




お寿司。
某M。





























そして、遊び人の丹頂鶴さんと〆の反省会。
馴染みのお店で何故かピザ(笑)



至福の巻。
関係者各位様~大変にご馳走さまでした。
また。
 
悪い遊びを覚えてしまった(笑)
 
想いでがいっぱい。
 
おもいで出酒(マキコレ縛り)
 
そして、
 
思い出は美しすぎて。
 
やさしく時は流れすぎて…。
ひとりふりかえる今。
 
マルクコウジロウ渾身の逸品会。
 
しぇーっ。
 
そんなポーズをとりたくなる(笑)
 
シェ・イノのある意味一子相伝的レシピでの渾身のお料理。
 
イノイズム。
 
最初に、ホンビス貝のエスカルゴバター焼き。
潮感満載。
エスカルゴバターのソースとの相性抜群な先制パンチ。
 
マルクだけにマルクのシャンパーニュと寄り添いました。
 

 
二品目。
フランス産極太ホワイトアスパラガスのオランデーズソース・菜の花風味・帆立添え。
これがまた、フランス産というのが肝心な所で、エグミがオランデーズソースがうまく衣をまとわせてくれて。
皿までにゃめたい〜衝動。
マコンヴィラージュが素材の甘さを引き立ててくれました。


 
三品目これが超絶技巧。
 
フォアグラのちりめんキャベツ包み・トリュフソース。
フォアグラをちりめんキャベツに包んで蒸し焼くという仕事。
トリュフソースが上品に絡んで、お口の中はとっても饒舌になっちゃって。
さらにヴォーヌのワインが余韻を引っ張って、そりぁおお騒ぎさって。


 
ここで、お口の切り返し。
黄色い人参のポタージュ・カプチーノ仕立て
優しい甘さに癒され。

からの魚。
真鯛のムース・筍のガレット仕立て。
セルクルで型とられた円形は見た目にもほっこり。
なめらかな鯛と筍の食感に王室風のソースがなんとも上品に鯛の繊細なうまみを引き立てて、お上品でございます。

 
あの厨房で生み出される。

 
そして、あの!
 
仔羊のパイ包み焼き”マリアカラス”ペリグーソース。
 
源をたどればジャン•トロワグロのペリグーソース。
マキシム・ド・パリでの一コマ。
オペラ歌手マリアカラスのチェンジオーダーから生まれた井上旭シェフの武勇伝メニュー。

仔羊のうまみがパイの中にぎゅっと凝縮されて、焼き加減といい。個性あふれる食材が香味豊かに見事にまとまった脱帽の逸品。
ローヌのラストーのワインとマッチングーッでした。
最近、やたらとトリュフを降ろしてかけりゃぁいいみたいなトリュフの大爆笑的な演出も多いですが。
これぞ、正しい使用法。
 
フレンチはソースなり。
 
そんな、王道のフレンチを再現していただいて感謝感謝です。
 
新潟に、こんなフレンチの逸材が居るなんて。
やっぱ、この男ただ者ではないですね。
 

マルクコウジロウ全開の笑顔。
時折、シェ・イノでのスーシェフ時代の逸話を織り交ぜてくれながら、ここで、書けないけど(笑)
レシピと確かな技術。
フレンチの本流の仕事を堪能させていただきました。


お約束のチーズで〆。
大変にごちそうさまでした。


そして、終わらないサンセット。
至福からの、あげあげな気分で夜の巷へくりだす。
危ない面子。


なぜか、日本に舵をきる。
とっておき三貫。

寿司は別腹(笑)





 
その後、遊び人の丹頂鶴さんと写真を撮るのも忘れ。
古町の夜は続いたの巻。
 
活きた勉強。
古町6時間留学。
 
そんなとりとめのないブログ。
いゃーオープン以来はじめての…。

金曜日にノーゲスの極み。

マイナスな気の流れ。
さすがに、ヒマジローちょっと凹。




これも、日頃のボクの行いの賜物(笑)
まぁ、元気オーライ。

このままじゃ、眠れる気がしないので、気分転換にティオペペさんへ。

さすがにティオペペさんは、満卓の跡。

ヒマ疲れと…。
多忙疲れと…。

質のまったく違うお疲れ同士で、久しぶりに深夜のマリアージュ会。

お題はぺサックニャンニャンとニャンニャン♪

届いたワインのテイストもかねて。


さて、わくわく。

乾杯!

テイストしながら、食を探る。
これが、ティオペペでの深夜のマリアージュ会の醍醐味。

ぺサックさん想像を越えるコ・ス・パ。

さて、あまりの綺麗さに、マッチングに悩む。

それを解決する答えがメニューボードに。

さっそく敏さんが切り分けてくれる。


右が軍鶏とフォアグラのテリーヌ。

いゃーこれは、上等過ぎる食材でマッチング。

あまりの模範解答ですっかり満足。

軍鶏の肉の旨味。
特にローストしてある皮の部分がニャンニャンして、そこに、フォアグラの脂がもっとニャンニャン。

左のパイ包みのパテも、パイのバターがうまく包んで、これがまたニャーン。

冒険ココロが、ある意味ない。
成功法のマリアージュでしたが、これぞ、王道だなぁを再発見しましたぁ。


そして、赤。


コートブルギニョンニョン♪

ここティオペペには、今日は神が降りているようで、運気があがる気が。

そう良い気が流れている。

ガメイとピノのアッサンブラージュ。

そして、敏さんの創作で出てきた。
めじまぐろのソテー。



めじまぐろの焼き加減はレアです。
そして繊細なソース。
赤ワインと醤油、はちみつ、赤ワインビネガーとブルギニョンニョンバターと様々なエッセンスが絡みあうソース。

ワインと口のなかで、ブルギニョンニョンと饒舌に踊る。

いゃー勉強にりました。

そして、緑ちゃんマジックで様々とワインは進むよどこまでも。



勉強と言いつつ、リフレッシュ出来た夜。そんな気の流れを善に縁して変えた。
とりとめのないブログでした。

みなさまごきげんよう