エンテロコッカス・フェカリスFK-23菌について | 凛として生きる「女性らしく今を大切に」

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子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍、子宮腺筋症、ポリープなどの婦人病を抱える病と向き合いながら体調管理や、女性として凛として生きて行く日々を綴った50代女性起業家のブログです。

近年5年ほどの間に、

とても腸内細菌の研究が進み
腸内細菌の働きは有名になりました。
 
私も体調を崩して悪化してから
腸内環境のことを知って、
腸内細菌の働きを知りました。
 
腸内細菌のことについては
色々と調べて学んで来ました。
 
先日記事にしたソマチッドのことも
最近は注目していますが…
 
やはり健康の基本はまず、
腸内環境にありきと強く思います。
 
そこで、本日は腸内細菌のお話を…
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【腸内細菌研究の歴史】
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腸内細菌が初めて発見されたのは、約300年前のことです。
1885年には大腸菌が発見され、その後、ビフィドバクテリウムとラクトバチルス・アシドフィルスが発見されました。
この頃から、腸内細菌に対する研究が進められ、1945年には無菌動物が作成され、腸内細菌の宿主に対する役割について研究されるようになりました。
やがて、腸内細菌の中には、血液中のコレステロールを低下させたり、人体に有用な関わりをもつ乳酸菌の存在が分かりました。

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【腸内細菌叢とは?】
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腸内細菌は、腸管表面全体にまるでお花畑のように隙間なくビッシリとくっついています。
この状態を腸内細菌叢と呼びます。
叢は“くらむら”という意味です。
または、お花畑(フローラ)のように見えることから腸内フローラと呼びます。
腸内細菌は常に体内に住み着いている細菌叢(常在性細菌叢)と、定着していない細菌叢の2種類があります。
細菌の大きさは大体0.6~5μmで(1μmは1000分の1mmぐらい)棒状の桿菌(かんきん)や球状の球菌、鞭毛をもった菌、フィラメント様のセグメント菌などがあります。
これらの菌は腸管全体で300種類、100兆個も存在すると言われています。
腸内細菌叢は、胃から始まるあらゆる部位で生態系を形成しています。
人間をとりまく生態系の食生活や生活環境の急激な変化によって、腸内細菌叢も変化します。

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【腸内細菌の及ぼす影響】
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腸内細菌は、人間にとって様々な影響を与えます。
栄養、免疫、感染防御、消化、吸収、代謝ホルモン、神経伝達物質、ビタミン、抗菌物質生産、抗がん、発がん物質分解、薬物代謝、解毒酵素、酵素活性、腸内pH、腸ぜん動運動、アレルギー、日和見感染、動脈硬化、心臓病、ガン、高脂血症、腸内腐敗、細菌毒素、便秘、下痢など…様々なことに腸内細菌は関わっています。

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【エンテロコッカス・フェカリスFK-23菌の発見】
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人間の体の細胞数60兆個よりもはるかに多い100兆個の細菌が、私たちの腸内に住み着いています。
その中に、エンテロコッカス・フェカリス菌という腸内細菌が発見されました。
この菌の中には、宿主生体の脂質代謝特にコレステロールやトリグリセリドの代謝に作用して、その血中レベルを低下させる活性をもつそんな菌体が発見されました。
これがエンテロコッカス・フェカリスFK-23です。
この菌の脂質代謝に対する作用は生菌のみならず、死菌でも同様の効果が得られることが分かりました。
FK-23菌は、免疫系に対して効果があるということも分かりました。
そこでFK-23と他の種類の乳酸菌の免疫系を強くする力を調べてみました。
免疫系を強くする力として腫瘍懐死因子(TNF)を産生させる能力です。
このTNFの生産量が多いということは、がん細胞を殺す力が強いということです。
幾つかの乳酸菌を加熱処理してTNFの産生量を測定すると、FK-23菌が他の菌よりもはるかに高い数値を示します。
FK-23菌の生菌と加熱処理菌体では、TNFの産生量を調べると加熱処理菌体の方が高い値を示しました。
これで乳酸菌は生菌でなければ作用を示さないという、従来の常識は大きく覆されました。
健康な人の腸内由来であるFK-23菌の加熱処理菌体を飲用することによって…恒常性維持機能を高めて生活習慣病を改善することは期待されます。
FK-23菌では、白血球の中の好中球、およびマクロファージの数が増加しました。
さらにマクロファージの病原体を食べる力を強くして、好中球が出す病原菌を殺す物質の量を増やす作用があります。
そして、ガンを殺す物質の産生量を高めます。
OK-432(注射剤)というガン治療に実際に用いられている免疫を上げる薬と、FK-23菌のTNF(腫瘍懐死因子)産生量はほとんど変わらないことが分かりました。
また、インターフェロンは感染細胞を壊すので、特にB型やC型肝炎の治療に使われていますが、FK-23菌がこのインターフェロンをどれだけ産生するのかを調べました。
インターフェロンはウイルスを排除する働きをします。
インターフェロンは抗ウイルス剤や抗ガン剤として用いられていますが、これが正常な細胞に働きかけた場合発熱や体の痛みなどの悪影響が出るものですが…FK-23菌の場合は、抗ガン剤で人為的に免疫力を落としたマウスのインターフェロン産生量は高まり、正常な細胞のインターフェロン産生量は高まることはありませんでした。
このことからFK-23菌の優れた特徴は、インターフェロンの産生量を身体の病状に合わせて調節することができるところなのです。
また、マウスにMM46乳がんという種類のガンを植え付けた後、FK-23菌を与えるとガンが大きくなるスピードが遅くなりガンが小さくなったり、消失するマウスもいました。
 
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現在、ガンの治療に用いられている抗ガン剤はがん細胞に働きかけて、増殖出来ないように遺伝子を壊したり栄養分を分解出来ないようにしたり、身体からガン細胞を排除しようというものです。
ですが、現在の抗ガン剤の欠点は、新陳代謝が活発な骨髄や消化管などの正常な細胞も攻撃してしまうことです。
骨髄障害による白血球の減少、消化管の障害による下痢、栄養素の吸収がうまくいかなくなる、肝臓、腎臓の機能が悪化するなど…様々な現象が現れます。
FK-23菌を食べさせたマウスに各種の抗ガン剤を与えて副作用が抑えられるか観察したところ…白血球の減少が抑えられたり
腎臓などの臓器機能が悪化するのを防ぎました。
また抗ガン剤単独の時よりもガンの縮小もみられています。
このほかにも…・腸管から分泌されるIgA(免疫グロブリンA)の産生量を高める。
・感染症の抑制
・整腸作用
・肥満抑制作用
・脂肪肝の抑制
・血圧降下作用
・抗アレルギー作用
・アレルギー性喘息抑制作用
・漢方薬の効果増強作用
・酒さ(赤ら顔)抑制作用
・ニキビ抑制作用
・血小板凝集抑制効果
・インフルエンザ予防作用
・肺炎抑制効果
等々…様々な作用がみられました。
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健康な人の腸内由来である
FK-23菌の加熱処理菌体を飲用することで
様々な素晴らしい作用があり驚きますね。

腸内細菌は1日に
約1兆個の摂取が望ましいとされています。

腸内細菌は
約1兆個の摂取で2~3ヶ月で
腸内リセットもされていきます。
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健康的な肉体は、
キレイな腸内から生まれます。

腸内の中に棲みついてくれる
腸内細菌の存在は私たち人間にとって
生命の源と呼べるのかもしれませんね。
 

 

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