【札幌】りりゆりオフィシャルブログ

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バツイチ、シングルライフをのんびりゆる〜く生きるをモットーに、日々楽しく過ごしてます。

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お元気様です。
ピンクドルフィン りりです。




皆さんご存知のことと思いますが、
9月6日午前3時過ぎ、
北海道に大きな地震が発生しました。




その記録として、
私がどう過ごしたのか、
ここ数日の事を書きます。





地震発生当時、
うつらうつらしたいた私ですが、
リビングにいる息子のもとへ
すぐに駆け寄ると、





試験の最中で勉強中だった息子が、
テーブルの下から、
のそのそと出てきて、
互いに無事を確認しました。




息子によると結構大きな揺れで、
すぐに停電したとのこと。




午前3時を少し過ぎた時間でしたが、
その後、ソファで2人並んで、
朝を迎えました。




息子の父親(元夫)から、
安否確認の電話が入り
私は姉妹たちに電話しましたが
繋がらず、
後にラインで安否確認できました。





今回の地震、
北海道全域で停電し、
ブラックアウトの状況だったと知り
大変驚きました。





札幌は、
早い段階で電気の復旧があった様ですが、
私の住んでいる地区は、
同じ札幌でも復旧に時間を要し、
大変心細かったです。
夜がね…ゲッソリゲッソリゲッソリ





こんな状況なので、
息子を父親のもとへ
帰す事も考えましたが、
本人の強い希望もあり、





なんとか、
2人で乗り切ろうとなりました。




停電中、
何が一番困ったかと言いますと、
やはりトイレですね。




数回貯めて流すことにしたのですが、
流す水がないので、
バケツを準備して、
息子と2人で、




1階から6階まで
何度も往復して水を運びました。
水は、
マンションの入り口にある蛇口からのを、
住民は使用可能と言う事で、
それを使わせて頂きました。




そうこうしているうちに、
徐々に暗くなり、
懐中電灯1本では乏しいと思っていた所、




元夫がランタンの様な物と、
差し入れを持ってきてくれて、
その日はなんとか、
暗闇でしたが過ごす事が出来ました。




息子は、
午前3時から起きていたせいか?
夕方6時から、
ずーっと寝てまして、
次の日10時半まで起きませんでした。




私はというと、
あまり眠れず、食欲もなく、
ただただ暗闇の中、
長い夜を過ごしました。




夜が明けると、
徐々に元気になって、
でも食欲はないので、
クッキー1枚だけ食べて、
スマホの充電ができる区役所まで、
足を運びました。





区役所には多くの人が、
様々な目的で来ていて、
もちろん充電目的の人も
たくさんいまして、




なんとか二台分を確保して、
充電できるまで、
ひたすら待つ…待つ…。




ですがさすがに、
飲んでない食べてない寝てない
たくさんの人人人。




そんな環境の中で、
具合が悪くなり、




スマホを置き去りにして、
ふらつきながら、自宅に戻ることに。




6階までなんとか上がり、
倒れこむ様に家に戻りました滝汗滝汗滝汗
これが一番辛かった出来事です。





その後のスマホの回収は、
息子にお願いをして、
とにかく水分摂取と、
パンを食べました。





6時過ぎると暗くなるので、
夕方5時にはカップ麺を食べて、
早々と寝る準備に入りました。




もちろん避難用の荷物は玄関へ
ドアというドアは開けっぱなし。
枕元には着替え。
寝るときもおブラ様を着けて。




Facebookの投稿を見ると、
続々と電気の復旧があり、
羨ましく思ってましたが、




電気がこないもんはこない!
と割り切り、
前日15〜16時間の睡眠をとった
元気はつらつな息子と、
雑談をしながら過ごしてました。





夜8時前くらい?だったかな、
窓の外が少し明るくなったので、
もしや電気が通った⁇と思って、




ブレーカーをあげたら、
電気がしっかり点灯して、
水も出る様になり、




息子と歓喜のハグをしました。




…がしかし、
喜んでばかりもいられず、
もっとでっかい揺れがこれからくる
との噂もあって、




すぐに息子、私の順番で、
シャワーを浴び、
浴槽に水をはり、




茶碗洗いや洗濯して
ご飯を炊きました。




電気って有り難い。
水道って有り難い。




ここで初めて、
テレビを見て、
厚真や清田の悲惨な映像を見て、
もう涙が止まりませんでした。




次の日、
煮炊きができる様になったのと、
冷蔵庫が使える様になったので、
食材を買いに行きました。





元夫からも食材の差し入れがあり、
やっと少しまともにご飯を作る事が
できました。
まだまだ野菜不足ですが💦





しかし、喜んだのも束の間、
今度は日に日に食材が不足し、
中々手に入らない状態になってきました。





次に来るかもしれない
大きな揺れにビクビクし、
スーパーには食材がなく、
哀れな気持ちになる。
夜もあまり眠れない…で、





とうとう、
息子に八つ当たりを
してしまいます滝汗滝汗滝汗





自分の事しか考えていない様に見える息子に


「お前がこの辺の店回って、
食材調達してこいや〜‼︎‼︎」



と、
怒鳴り散らして、
一人で買い物に行かせました。




…で、
私一人になった家の中で、
頭を冷やして、
やっぱり、試験が終わったら、
父親のもとへ帰すことにしようと思い、





車があるのとないのとでは、
大きな違いだし、
男手がないのも大きいえーん






少し落ち着いた頃に、
冷静に、
その旨を伝えました。




ところが息子は、
いやまだいるよと、
さらりと言うチーン




………。




でもまぁ、
息子は自分で実際買い物に行って、
その過酷な状況を知ったからか、
その後は、
優しく気を遣う様になりました。





まだまだ余震があって、
食材もなくて、
不安ですが、





地震発生から今日に至るまでの
備忘録として書き綴りました。