昨秋のチェコ・フェスティバルで活躍した
P118P1ウォルナット艶出のメンテナンス、
現在ピアノ講師が愛用されています(^^)
コンパクトで響きの良いP118シリーズ、
日本の住環境にはうってつけですね。
まずは弦合わせの修正から。
タッチを少しだけ軽くしてほしい、という
お客様のリクエストに応えて鍵盤調整、
88鍵の遊びをひとつずつ作ります。
鍵盤の高さも再度整備。
鍵盤の深さもリセット。
ハンマーストップも再チェック。
A=441→442Hzにピッチ上げ調律、
湿度管理に気を遣って頂いたお陰で
良好な状態をキープしていました♪
チェコの文化への関心が芽生えたお客様、
そう、チェコは「絵本」大国でもあります。
ペトロフをきっかけにチェコ共和国ファンが
増えると出店した甲斐があるというもの...
さて、午前の仕事を終えてランチタイム!
横浜・根岸にあるカフェ・ハンズへ。
手作りランチが疲れ気味の体に染みます。
本日のコーヒーはマンデリン。
以前に愛飲していたブルーバタックより
比較的すっきりした味わいでした♪
さて、美味しいランチに舌鼓を打った後、
おなじみ東戸塚のサーラマサカへ...。
宣伝写真の撮影&レコーディングを控え、
半日ほど頂戴してP194Stormの保守点検。
コンサートホールの保守点検は通常1年に
一度、丸2日かけて行われています。
鍵盤高さの凹凸をチョークでメモ。
ほぼ揃っていますがさらに精度アップ。
作業台にアクションを移動して調整開始。
キーピンの掃除、鍵盤の遊び調整など
時間的に制約のあるコンサート調律では
難しい作業を念入りに行いました。
午前にお伺いしたユーザー様もそうですが
家庭で使用されるピアノも調律のみならず
こうした地道な作業が気持ち良い楽器に、
そして状態を維持する秘訣となります。
演奏を重ねた結果、変化した接近距離、
繊細なpppを奏でられるように再調整。
鍵盤高さ、深さ、ストロークも微調整、
撮影に備えて本体も綺麗に磨きました♪
あとは「そのとき」を待つばかり...。