峠を攻めるフルチューンCP9Aを車高調交換＆アライメント編

あけましておめでとうございます（遅）今年もよろしくお願いいたします。

今年の冬は暖冬で正月に雪が積もっていない福井は久しぶりでした。

昨年まで10年近く京都で生活していた僕は、福井の冬もたいしたこと無いな・・・と思ってましたが、

オートサロンが明けてからようやく冬らしい気温と天気になってきました。寒い。

↑寒波到来で雪に埋もれるレヴォーグ

↓寒波到来で眠気に敗れる利川さん（嘘）

さて、今回は長野県S様のエボ6（CP6A）の車高調交換とアライメント調整を行いました。

このCP9Aは昨年から引き続きチューニングを進めている一台で、今迄ブーストアップ＋カムチューンだったのを一気に、エンジン2,3L化＆T67-25G10cm2のフルチューンに変身させている途中です。

それに伴い、各部のブラッシュアップを行い、足回りはアラゴスタ車高調タイプSを取り付けました。

オーナー様は峠道をよく攻めているようなので、キャンバーを通常より少し寝かせ気味でセットアップしました。



エボXと時と同じくリアはマルチリンクで、キャンバーもトゥも同時に調整しなければならないのが相変わらず苦手ではありますが、左右ともほぼ同じ数値に合わせました。

フロントはアッパーマウントでもナックルでもある程度調整できるのですが、アッパーマウントの方は余裕を持たせながらキャンバーを2度付近で合わせることが出来ました。

キャンバーが2度というと、ストリートメインだと少し片減りするかもですが、パフォーマンス重視の走り屋さんには丁度良い具合だと思います！

サーキットでスピンしたR35をアライメント

福井県K様R35は県内のTAKASUサーキットにてスポーツ走行中、最終コーナーでスピンしてしまいました。

その際破損したエアロパーツ・板金・部品修理を経てアライメント調整を行いました。



早速3Dアライメントテスターで測定した結果、そこまで大きく数値がずれている訳ではありませんでした。



これはR35の強力なボディー剛性の賜物でしょうか。きっと車重が大きいのにも理由があるんですね。

ブログ用写真を撮っていると暇そうな（？）利川チーフメカが現れました。



誰か相手してくれるお客さんお待ちしてます…。



リアのキャンバーを左右であわせて、前後トゥー角もピッタリに調整できました。



ところで、雨上がりの大きな虹が出来ました。



利川メカ「ちょっと虹の麓まで試走してくるわ…」




アライメントはバッチリだったそうです。

当てられたER34をアライメント編

ER34スカイラインクーペ25GTという車、ウチも当時デモカーとしてイエローの車を導入しました。

10歳位だった僕はそのカラーリングとスタイリングに一目惚れした覚えがあります…。

赤いデモカーBNR34は（排気音が）うるさくて、（加速Gが）こわくて、（見た目が）ごつくて…あまり好きじゃなかったなぁ…笑


今回岐阜県S様ER34は停車中に左フロント部に突っ込まれたようで板金修理の入院中でした。



修理から上がってきたので、早速ロアアームとピロテンションロッド交換とアライメント調整を行いました。




測定してみるとリアのキャンバーが少し寝かせ過ぎで、これじゃ凄い片減りするだろう。



しかし起こしすぎてもフェンダーに擦りまくるだろう…。



難しいところですが、少しだけキャンバー起こしておきました。

トゥ角はメーカー推奨値に合わせてハンドル位置もバッチリになりました。



もう15万キロ近く走りこんでますが、まだまだイケますね！