稽古その2 | peko日記

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音楽とかダンスとか演劇とか

長年お世話になっているボクシングのお芝居です。
実在した名トレーナーと、彼が育てた世界チャンピオンとの交流を描いたお話です。
1988年から上演しており、年間通して全国に公演に行ってます。
私ももう10年位参加させていただいてます。
ロングランというのは、毎回新鮮さを保つのが大変です。
一回一回、大切に、と思っていても、慣れてしまっている自分、飽きてしまう自分との戦い(-_-;)

そんな時、裏切らないのは肉体だと思います。
このお芝居にはボクサーがたくさん登場します。
特殊な技なので、役者は日々の調整にプラスして、ボクシングジムに通っている人も。
台詞だけだとどうしても行き詰まってしまうけど、動いてみる、極めてみると、新しいものが見えてくる。
小手先でこねくり回さない、身体が物語る。
私はボクサー役ではないけど、全てに通じることかな。