あれゎ小学6年生の頃だった。
家族で沖縄に
旅行に出かけることになった。
飛行機を降りると
太陽の強い日差しが俺を照りつける
田舎に住んでいた俺ゎ
全てが
初めてだったのでテンションが上がり
「早く行こう!」と言い
両親の手を引き走った。
食事も買い物も思う存分楽しんだ俺に
「もぅそろそろ時間だな。宿に向かうか」
と父親が言うと
俺もお母さんも
うなずき宿に向かうことにした。
その宿ゎ沖縄の海が一望出来る和室のキレイな部屋だった。
俺ゎ海の見える窓を背に
お母さんに「ご飯まで時間あるから海に行ってきてもいぃ?」と聞いた。
お母さんゎ「ちゃんと時間通りに帰ってくるのよ。」と答えた。
「はーい!」と言い
勢いよく出て行った。
海に着いて俺ゎ見て言葉が出なかった
大きくキレイで
静かな波の音しか聞こえない
そんな場所ゎ
今までに見たことない光景だった。
テンションが上がった俺ゎ
砂浜を走り回った。
すると恥ずかしいことに
砂浜のド真ん中でコケてしまった。
顔を真っ赤にしたまま
ゆっくり立ち上がり前を見てみてみると
女の子が1人で
大きな木にもたれて海を見つめていた。
その子の髪ゎ青く肩にかかるぐらいの
長さで白いワンピースを着ていて
綺麗な顔立ちをしていた。
あまりの可愛さに
ジッと見とれて固まってしまった。
その時
視線に気づいた女の子ゎ
俺と目が合い笑顔で見つめてきた。
目が合った瞬間ドキッとした
俺ゎまた顔真っ赤にしてうつむいた。
俺ゎうつむきながら
心の中で「声をかけてみよう」と
決心して顔をあげると
目の前にゎもぅ女の子がしゃがんで居た。
(ち…近い)と思いながら目を見ると
その目の中にゎ海がもぅ1つあった。
それゎ負けないぐらいキレイで吸い込まれるよぅだった。
いきなり女の子ゎ「はじめまして私、心結(みゆ)って言うの!見ない顔だね。旅行?」
と笑顔で自己紹介と質問された。
慌てて俺ゎ恥ずかしながら
「俺ゎ…優人(ゆうと)!お母さんとお父さんと三人で旅行しに来た。」と答えた。
心結ゎ
「そうなんだ!キレイな海でしょう?沖縄の1つの自慢なんだよ!他にもいっぱぃあるけど笑 ところで優人ゎ何才?」
聞かれた俺ゎ立ち上がりながら
「12才。」と答えた
それを聞いた女の子ゎ笑顔で
「心結も12才なんだ!同い年だね!」
と言ってる笑顔に俺ゎ
思わずテレてしまった。
俺ゎもっと
この子のことを知りたいと思い
話を切り出そうとしたその時だった。
後ろのほうから彼女を呼ぶ声がした。
「おーい!心結帰るよぉ~!」と
おばあちゃんの声がした。
心結ゎ振り返り
「もぅ時間だ。今日会ったばっかりだけど友達になってくれるかな?」と
言われた俺ゎ
「なら明日また同じ時間に会おう!」
そぅ言って
心結ゎ
「約束ね!あとこの首飾りあげる!
バイバーイ」と
貰った首飾りゎ
この砂浜で集めたと思う
貝殻で出来たものだった。
心結ゎ離れても大きな声で
手を振りながら「バイバーイ!」
と言いながら
遠く小さくなり見えなくなった。
心結が見えなくなっても
ずっと心結の笑顔が
俺の頭から消えなかった。
ふとお母さんとの約束を思い出した
俺ゎつけていた腕時計で
時間を確認すると
「やっべー!もぅ時間だ!」
焦りながら走って帰った。
これが俺と心結の出逢いだった。
完
内容が薄くしょうもなくてすいません