パリ塾でフランス語! -2ページ目

パリ塾でフランス語!

フランス・パリ発、生のフランス語、フランス式コミュニケーションに触れてみませんか?

投稿写真
おお、シャンゼリゼ~。
「ラ プリュ ベール アヴニュ ドュ モーンド!」
La plus belle avenue du monde ♡
(世界で一番美しい大通り)

ラジオ、テレビで何度聞いたことだろう、この決まり文句を。フランス人自身の口から。 自画自賛のこの精神には、毎回脱帽だ。まぁ、自己卑下よりは良いのでしょう・・・

で、このシャンゼリゼ大通り、5月8日の日曜日もメディアの話題になりました。

ひとつは、毎年恒例の第二次大戦戦勝記念日だったから。オランド大統領が凱旋門前で式典を行いました。

この式典のあと、大通りは車両通行禁止となり、歩行者天国に。

そして、ふたつめのニュース。今後、毎月第1日曜日は、シャンゼリゼを歩行者と自転車に開放するそうです。

というわけで、第1日曜は、世界一美しい大通りに集合!


♡今日のフランス語♡
un piéton アン ピエトン
→歩行者
例:Cette rue est réservée aux piétons le dimanche.
この通りは日曜は歩行者天国になる。

un passage piéton アン パサージュ ピエトン
→横断歩道

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Mari



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#フランス語 #フランス #パリ #風景 #観光 #写真


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飛行機でパリに着き、観光客でなくても気になっていたタクシー料金。パリ北部のシャルルドゴールCDG空港からパリ市内まで、50ユーロくらい?お財布の中に現金いくらあるだろう?足りるだろうか?道が混んでたらもっと掛かるかな?この前は70ユーロ越えちゃったしなー。で、荷物代は別途いくらだっけ?...


こんな悶々がなくなりました。正式には2016年3月1日より、パリ市内-空港 (CDG、オルリー両港) の料金は均一です!


上の写真(タクシーの窓です)が見づらい方のためにまとめると:

シャルルドゴール空港(ROISSY CDG)パリ右岸 50€、パリ左岸 55€

オルリー空港(ORLY) パリ右岸 35€、パリ左岸 30€


ちなみに、荷物込みの料金、ということです。

残念ながら、郊外にいかれる方には適用されません。



☆今日のフランス語☆
un forfait アン フォrフェ
定額、一定料金、均一料金、セット料金

例:Le forfait annuel de ce parking est de 1000 euros.
この駐車場の賃料は年間1000€です。


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Mari


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#観光 #空  #フランス語  #空港 #フランス #パリ #タクシー #車窓


フランス旅行中にサッと使える便利表現を集めてみました。


※読み方:ひらがな表記の「らりるれろ」は猫が喉をならすようなRの発音に近づけてください。「る」の場合は子音Rの音だけをかすかに鳴らします。

☆基本

ありがとう   Merci メるスィ
こんにちは(朝から18時ごろまで)   Bonjour ボンジューる
こんばんは(18時以降) Bonsoir ボンソワーる
さようなら   Au revoir オーる ヴォワーる

プリーズ  S'il vous plaît  スィルヴプレ
すみません(ぶつかってしまったとき、道を空けて欲しいときなど)  Pardon パるドン

はい oui  ウィ
いいえ non ノン
そうです c’est ça セサ
違います c’est pas ça セパサ

英語は話しますか?  Vous parlez anglais? ヴ パるレ アングレ?
言っていることが分かりません   Je ne comprends pas ジュヌ コンプらン パ

~と(and~)   et エ
~と一緒に(with~)   avec ~ アヴェック
~無しで(without~) sans ~ サン~

~はありますか?  il y a ~? イリヤ~?

un  アン
deux ドゥ
trois トろワ
quatre キャートる
cinq サンク
six スィス
sept セッT(Tの子音だけ鳴らす)
huit ユイッT(Tの子音だけ鳴らす)
neuf ヌーフ
10 dix ディス
トイレはどこですか? (Où sont) les toilettes ? (ウー ソン)レ トワレッT?(Tの子音だけ鳴らす)
トイレはありますか? Il y a des toilettes ? イリヤ デ トワレッT?(Tの子音だけ鳴らす)

大人 adulte アデュールT(Tの子音だけ鳴らす)
こども enfant アンファン


☆ショッピング・買い物・レストラン

何人です    ○○(人数)personnes  ○○ ペるソンヌ
テーブル   une table  ユンヌ ターブル

テラス席  en terrasse ォン テらース
カウンター席  au comptoir オー コントワーる
ホール(店内)の席  en salle ォン サール

指差しながら
 これください  ça ! s'il vous plaît サ!スィルヴプレ
 これとこれ  ça et ça ! s'il vous plaît サ エ サ!スィルヴプレ

付け合せ un accompagnement アン ナコンパニュマン
 じゃがいも  des pommes de terres  デ ポンム ドゥ テーる
 フライドポテト  les frites レ フりッT(Tの子音だけ鳴らす)
 マッシュポテト  de la purée ドゥラ ピュれ
 お米  du riz デュ り
 野菜  des légumes デ レギューム

ドレッシング  une vinaigrette ユンヌ ヴィネグれッT(Tの子音だけ鳴らす)
砂糖  du sucre デュ スュックる
塩  du sel デュ セール
コショウ  du poivre デュ ポワーヴる
マスタード  de la moutarde ドゥラ ムーターるD(Dの子音だけ鳴らす)

大きいですか(?)  c'est grand ? セ グらン?
小さいですか(?)  c'est petit ? セ プティ?

子ども用  pour enfants プーる アンファン
お子さまメニューはありますか? il y a un menu enfants ? イリヤ アン ムニュ アンファン?

メニューをください  la carte, s'il vous plaît ラ キャーるT(Tの子音だけ鳴らす)、スィルヴプレ
デザートのメニューをください la carte des desserts, s'il vous plaît ラ キャーるT デ デッセーる、スィルヴプレ
ワインリストをください la carte des vins, s'il vous plaît ラ キャーるT デ ヴァン、スィルヴプレ

赤(白)ワイン du vin rouge (blanc) デュ ヴァン るゥージュ(ブラン)
ビール une bière ユンヌ  ビエーる
生ビール une pression ユンヌ プれッスィヨン

セットはありますか?(前菜/主菜/デザート/ドリンクセットなど) il y a un menu ? / une formule ? イリヤ アン ムニュ? / ユンヌ フォるミュール?

お水をください(無料の) Une carafe d'eau, s'il vous plaît ユンヌ キャラッフ ドー、スィルヴプレ 
炭酸入り水(Perrier、Badoitなど) de l'eau gazeuse ドゥロー ギャズーズ


お会計お願いします  L'addition, s'il vous plaît ラディスィオン、スィルヴプレ
おいくら?  C'est combien ? セ コンビヤン?
カードで払えますか? Possible de payer par carte ? ポッスィブル ドゥ ペイエ パー キャるT(Tの子音だけ鳴らす)?
レシートをください  le ticket (de caisse), s'il vous plaît. アン ティケ ドゥ ケース、スィルヴプレ

見るだけです  Juste pour regarder. ジュスT(Tの子音だけ鳴らす)プーる るギャるデ

何分かかりますか? ça prend combien de temps ? サプらン コンビヤン ドゥタン?
すぐにできますか?ça vient tout de suite ? サ ヴィヤン トゥD スュイーT(D、Tの子音だけ鳴らす)
時間かかる?  ça prend longtemps ? サ プらン ロンタン?
待てません On ne peut pas attendre オンヌ プパ アッターンドる
時間がありません On a pas le temps オンナ パ ル タン
急いでいます On est pressé オンネ プれッセ


☆街中・方角・位置・移動

右 à droite ア ドろワット
左   à gauche ア ゴーシュ
まっすぐ tout droit トゥー ドろワ

〈きっぷ〉
電車・飛行機の切符 un billet アン ビイェ
 バス・メトロの切符  un ticket アン ティケ

バス停はどこ?  où est l'arrêt de bus ? ウーエ ラれ ドゥ ビュス?
メトロの駅はどこ? où est la station de métro ? ウーエ ラ スタスィヨン ドゥ メトろ?
電車の駅はどこ? où est la gare ? ウーエ ラ ギャーる?

どこで降りるの? où descendre ? ウー デッサーンドる?



何番線? quelle voie ? ケル ヴォワ?

往路/復路 aller / retour アレ / るトゥーる

入り口はどこ?  où est l'entrée ? ウーエ ラントれ?

ATM  un distributeur de billet アン ディストりビュトゥーる ドゥ ビイェ
銀行 une banque ユンヌ バーンク

地図などで指しながら 
 ここです!ici ! イスィ!
 ここは何処ですか? Où on est ? ウー オンネ?
 ここに行きたいのですが? On veut aller là ! オンヴ アレ ラ!
 ~は何処ですか?  C'est où  ~? セ ウー?
 ~を探しています On cherche ~ オン シェーるシュ~
 道に迷いました  On est perdu ! オンネ ペるデュ!

助けてください(Help me please) Aidez-moi, s'il vous plaît. エデモワ、スィルヴプレ

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誠にトリビアな話なのですが、オペラ界隈に La fontaine Gaillon という知る人ぞ知る噴水があります。噴水の彫刻は、イルカと戯れる海の神ポセイドンの息子トリトン。

で、このトリトン、手に持った三つ又の矛が長~い間行方不明になっていたのですが、この度見つかったようです。前を通りがかると持ってましたよ、ほこ。よかったね!

☆今日のフランス語☆
un trident アン Trィダォン
→海神などがもつ三つ又のほこ。
tri 3とdent 歯/刃 の組み合わせです。分かりやすい。

tri - を使った用語
・un tricycle 三輪車
・tricolore 三色
・un triangle 三角
・le triathlon トライアスロン
・trivial とるに足らない、些細な 
etc.・・・

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Mari



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#風景 #観光フランス語 #写真 #パリ #


「ねえ、パパァ、フランスに今でも海賊っているの?」

登校前、靴を履きながらの親子の会話。ははーん、さてはアレだな。

玄関に無造作においてある新聞の見出しを読んでは色々聞いてくる低学年の子。

その日の見出しはコレ:



Ces Français qui cachent leur fortune dans les îles
島々に大金を隠すフランス人たち

うーん、やはり、今も昔も、お宝はオフショアの島に隠し持つのが常なんでしょうかねぇ・・・

☆今日のフランス語☆
une fortune ユンヌ フォrテューンヌ
→財産、富、大金、幸運
(英語と一緒ですね!)


[写真:ルモンド紙4月7日付]

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Mari


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日本のバレエのレッスンをそんなにうけたことがないので、
もしかしたら同じなのかもしれませんが、

バレエのレッスンを受ける人たちは、様々な格好をしています。
そこを見せる?という部分を見せている人もいるし、
(↑もちろんある程度の節度はあり!)
やはり、日本のレッスンとはちょっと勝手が違うのではないか?
と思われることもあります。

実際にお目にかかったことはありませんが、
往年のバレリーナのおばあさまは、オデット姫の
衣装でレッスンに参加された方もいるとか…。
さすがに、みんな引いたというか、驚いたそうですが、
そこは、人は人、とそれ以上の事件には発展しないらしい。

いずれにしろ、レッスンの間はやるべきことに集中しないとならないので、
周りの人を気にしている余裕もなく
(そして、ダンスのレッスンなんてそんなもん、と本で読みましたが)、
自分自身を見つめる時間、ってことで、人なんてどうだっていいのですね。
(フランスの人は日常的に自分自身を見つめていると言えましょう)


というわけで、例えば順番に踊りながら移動していくレッスンでは、
他人の動向には気付かないふりをして、適当に割り込みをしたりしています。
・・・というのは、言い過ぎですが、フランス人の中に入ったら、
やはりバレエスタジオでも順番もあるようなないような。

やりたい人は、何度もやるためにどさくさに紛れて、順番を飛ばしたり、
かと思ったら、わざとらしく人に譲る仕草をしてみたり…。
律儀にしすぎていては精神的にやられるので、自分もなんとなく無頓着です。

日本だったら、もうちょっと秩序があるのではないでしょうか?
逆にこちらのやり方に慣れてしまったら、日本で適当に割り込んだりしないように気をつけないといけません。
タクシーのドア(※)とともに、日本に帰ったら注意しなくてはいけないリストに加えます。


更衣室も大胆です。
まあ、日本では温泉などに入るので、裸になることに、実はそんな
抵抗はないかもですが、
シャワーもあるので当たり前なのですが、着替えながら会話を交わしていた人が、
振り返ると、バーンと真っ裸!とかだと、驚きます、やはり。
裸でベラベラ話し続けている人もいるし。目のやり場に…。
(あ、顔を見てればいいか)


あとは、場所もそんなに広くないのに、更衣室、廊下、ドアの前など(もちろん土足可のとこ)、
全く気にせず身体を広げてストレッチとかしてる人がそこもかしこもいて踏みそう。
(さすがにトイレに横になってる人は見たことないが)
汚い、とか、迷惑、という観念がヤハリちょっと違う!!こういうカオスな感じが、アートを作り上げるのには必須なのでしょう。


というわけで、芸術的になりたかったらぐちゃぐちゃな感じで~。
頑張れっ!!!(誰に?)


※パリではタクシーのドアは、自動ではありません。
友達の車のように、自分で開け、自分で締める。
そのくせがついてしまうと、つい、日本のタクシーのドアをバーン!と閉めてしまい、
「壊れちゃうから!」と怒られる(実話)。



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布地を買う用事があったので、パリに住み、多少なりとも裁縫をする人なら誰でも知っている、Marché Saint-Pierre (マるシェ サンピエーR) という安くて有名な大きな布地屋さんに行くことに。

お店に1番近いメトロの駅、Anvers (オンヴェーR) で降り、フと上を見上げると、写真のような風景が。ごく普通の2つの建物の間に見えるモンマルトル
の丘の上のSacré-Coeur (サクレキョーR) 寺院。

美しいなあ…
こういうフとした瞬間にパリってキレイな街だな~と思います…


☆今日のフランス語☆
La Basilique du Sacré-Coeur (de Monmartre) [ラバズィリッキュデュサクれキョーR (ドゥモンマRTR)]: サクレ・クール寺院


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Mamiko


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#裁縫 #寺院 #布地 #フランス語 #写真 #風景 #空



私の通っている大人のチケット制のバレエクラスには、
いろいろな年齢の人がいます。
オールレベルのバーオーソルのクラスは、男女、プロの若い子から、
元プロとお見受けする、ご年配の方、
趣味でやっている若者、中年、お年寄り。なんでもあり!
(ただ、おじいさんは見かけない。なぜ?)

初級者のクラスにプロは滅多に来ませんが、年配の女性は
結構います。

ある日、先生が、
「Mami(←私の名前)!脚が曲がってる!」

と、遠くから叫んで注意した時、私の名前を知らない他の生徒たちが、
どよ~、と動揺していました。

なぜなら、Mamie(マミ、発音は同じ)というのは、おばあちゃん!
という意味になるからです。

私の横には、60歳はすぎてると思われる、ご年配の女性がいたので、
「ばあちゃん!脚が曲がってるわよ!」


と、先生が注意したのかと。
「気さくなクラスとは言え、さすがにそれはないんでは?!」と思ったらしい。
そらそうだ。



年配とはいえ、いや、それだからこそ、パリジェンヌは侮れません。

バーオーソルのクラスでは、床に寝そべって動作をする構造上、
自分の場所の確保、というのが重要事項になります。
でないと、のびのびと動けなくて面倒です。

パリジェンヌが基本的、日本人に比べて図々しいとはいえ、
1度誰かがある場所に座っていたら、普通はそれを尊重して、
それに邪魔にならい場所に、自分の場所を確保します。


が、たまに、やはりあまり考えてない、または、自己中の人は、
人がいるのに、明らかに邪魔になる距離で、真ん前にきたりするわけです。
(真後ろというのはあまりない)

そうすると、大抵は、パリジェンヌであっても、
不服そうな顔をしながらも、ちょっとずれたりして、
大事にはしないパターンが多いのですが、

年配パリジェンヌは違います!!


ああー!と、文句を言い、それはないんじゃない?!と
きちんと、口をへの字に曲げて、文句を言います。

言われた相手が若ければ、ブツブツ言いながらも、
ため息の浴びせ合い程度、という冷戦な感じなのですが、

いちど、年配パリジェンヌ同士の衝突を目撃!!


ひとりの年配パリジェンヌが、すでに場所をとっていたパリジェンヌの
なぜか真横に、座りました。
きっと普段は彼女がそこにいる、彼女の場所なのだ!
などという理由があるのでしょう。
というくらい、不条理な近さ。

もちろん、もともといたご年配ジェンヌは吠えました。
「くっ付きすぎよ!!」と。
でも、あと1人も負けてはいません。
はあ?といった軽蔑の眼差しを浮かべつつ、ムシ。

そして、お互い顔をシワシワにしながらにらみ合い。
あまりの怖さに、目が離せません!!

しかし、その貫禄通り、先生も気を使っているようで、すぐにやってきて、
1人を、別の場所を作って(他の若い子たちを詰めさせて)
案内しました。ほっ。


が!

お互いわざわざ振り返ったりして、遠く~に睨みを効かせたまま、ブツブツ文句を言っています
戦闘体制は解かれてないようです。
コワ~。

その後、レッスンは始まりましたが、レッスン半ば、私の前にいたコワおばさま、
スクっとたち、後ろの方に歩いて行きました。
えええ?!?


トイレに行くついでに、後ろを通り、寝そべって動作をしている戦闘相手を、踏んづけるんじゃなかろうか??と、
自分の動作もそぞろに、思わず彼女の動きを追ってしまいました。

しかし、そこはぐっとおさえたようで?、素通り。
ほっと肩をなでおろしました。
(でも、私が集中しろと怒られた。ちぇ)


さて、その数週間後のレッスンで、コワおばさまのひとりと、
隣合わせになりました。
難しい動作ができない!と、ふと2人で顔を見合わせてしまい、
下手さを共感しあった後、彼女は私に一言声をかけてくれるくらいの知り合いになってしまいました~。
(年配仲間と思われていたらショックです)

しかし、もともとから、への字に曲がっている口元は、
微笑むと意外とチャーミングだったりします。

こちらの派閥に入ったから!などの理由で、
あとひとりの方に、踏まれないことを祈るばかりです…。


Mami


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モンマルトルにほど近い街角でぼんやりした月を見つけ、ふと歌のメロディが浮かんで来ました。

La complainte de la butte(邦題:モンマルトルの丘)
というシャンソンの、月が出てくる部分。

La lune trop blême
Pose un diadème
Sur tes cheveux roux
La lune trop rousse
De gloire éclabousse
Ton jupon plein d´trous
淡すぎる月は、君の赤毛に冠を映すよ
赤すぎる月は、君の穴だらけのスカートに栄光を撒き散らすよ

La lune trop pâle
Caresse l´opale
De tes yeux blasés
Princesse de la rue
Soit la bienvenue
Dans mon cœur blessé
白すぎる月は、君のオパール色の自棄な眼差しを撫でるよ
通りのプリンセスよ、僕の傷ついた心の中においでよ

この歌、以前、低学年の子どもが「クラスで歌うから練習する~」と学校から持って帰ってきていました。で、なんとなく覚えてたんですね。

映画「フレンチカンカン」に出てきて、以降数々の歌手に歌われた有名なシャンソンなので、節は知っていましたが、それまで歌詞を気にしたことはなく…

♫ Les escaliers de la butte sont durs aux miséreux ♫
(モンマルトルの階段は貧民にはキツイよ~)
などと、サビの部分を幼い声で歌われてもチト違う気もするのですが、それはさておき、あらためて聴くと情緒のあるいい歌です。

♫ モンマルトルの丘で、束の間愛し合った名も知らぬ娘が、街角で小耳にはさむことを願い、詩人がこの歌をかいた …

という説明のセリフからこの歌は始まります。

2番の歌詞は一層切ないです:
Petite mendigote
Je sens ta menotte
Qui cherche ma main
Je sens ta poitrine
Et ta taille fine
J´oublie mon chagrin
可愛い物乞い娘よ、君の手が僕の手を求めているのを感じるよ
君の胸、細いウエストも感じて、僕は悲しみを忘れるのさ

Je sens sur tes lèvres
Une odeur de fièvre
De gosse mal nourrie
Et sous ta caresse
Je sens une ivresse
Qui m´anéantit
君の唇に栄養不足の小娘の熱を感じるよ
君の愛撫から酔を感じて僕は絶望に陥るのさ …

(訳は自前です)


「モンマルトルの丘」(1955) は、ジャン ルノワール監督(画家ルノワールの息子)が自身の映画フレンチカンカンのために作詞した歌。下の動画、映画の中の女優さんは Anna Amendolaですが、聞こえるのは歌手 Cora Vaucaire の声です。



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Mari


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バレエ用語がフランス語からきているものが多いのは有名な話ですが、
その用語たちは一体、元々はどんな意味があるのでしょう?





<プレパラシオンpréparation (f.)(プれパらスィオン)>

踊り始める前のポーズのこと。
もともとも「準備」 の意味。

普通の生活にも使えます。

例えば料理の下準備のことを指して、

 Temps de préparation : 20 mins
 →下準備の時間 :20分

のような感じでレシピに書いてあったりします。


動詞はpréparer(プれパれ)
→準備する。

Ah, il faut préparer les valises...
(ア~ イル フォ プれパれ レ ヴァリーズ)
→ああ、スーツケースの支度しなきゃ…

のように使用できます。
バカンス前は楽しいけど面倒なものです。





<プリエ plié (プリエ)>

ご存知、プリエ。
膝を曲げる動作です。

※ドゥミ・プリエ demi-plié(ドゥミ プリエ)は、
 カカトを床から離さずに膝を曲げるもので、
 グラン・プリエ  grand plié(グろン プリエ)は、
 ドゥミ・ プリエからさらに膝を曲げ、
 2番ポジション以外はカカトが上がるプリエです。


plié(プリエ)とは、動詞
plier (プリエ)→ 折る、曲げる
から来ています。
(過去分詞がすでにpliéという名詞になっています)


Je peux le plier en deux?
(ジュ プ ル プリエ オン ドゥ)
→これ、二つに折ってもいい?

紙をもらったけど、折らないとカバンに入らないというなどに、
目の前でいきなりバリバリ折るのも悪いので、
こんな感じで、聞いてみます。
(もしかしたらフランス人は気にしないかもですが…)

または、
あまりにおかしくて笑ったので、私、二つに折れた!(身体中で笑った)
みたいな感じでも使います。
C'était tellement drôle que j'ai été plié en deux. 
(セテ テルモん ドろール ク ジェ エテ プリエ オン ドゥ)


demiは半分(または完全でない)、という意味です。

ドゥミポワントdemi-pointesなども、
ポワントまでいかないポワント。
(または柔らかいバレエシューズの意味も)

une demie heure(ユヌ ドゥミユーr)
1時間の半分→ 30分


grand (グろン)は、大きい。年上の、背の高い、など
いろいろな意味があります。

例えば、

Il est grand.(イレ グろン)
だったら、「彼は背が高い」。

grand-père(グらン ペーr)は、
おじいちゃん。祖父。
大きなお父さんではありません~!





<パ pas (m.)(パ)>

ステップのこと。 

普段の生活でも、1歩2歩 などの、歩の意味でも使用。
(否定形を作るpasと同様に書きますが、意味は全く違います。もともとは関係していたそうですが)


うちの息子は、初めの1歩を歩いたよ!
Mon fils a fait ses premiers pas !
(モン フィス ア フェ セ プるミエ パ)

 ↑めでたいこと


(君の)家の前、うろうろしちゃったよ!
J’ai fait les cent pas devant chez toi !
(ジェ フェ レ ソン パ ドゥヴォン シェ トワ)

↑めでたくないこと。
(呼び鈴を押したけど出なかったよ!、など)


faire les cent pas
百歩歩く
→行ったり来たりする。

の意の慣用句。



Mami


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