パリの火災
今年に入ってパリやその近郊で火災が続いている。4月以来の4件で犠牲者は計62人となり、子供が30人以上含まれているとのこと。火災にあった建物はみな老朽化の激しいもので、その犠牲者のほとんどがアフリカ系の移民や不法滞在者である。政府が借り受け、低所得者用に無償で提供されていた建物やホテル。そして、不法滞在者が放置されている建物を勝手に占拠するスクワットと呼ばれるものも。
この国では、誰もが権利を主張出来るようで、不法滞在でありながら、そして勝手に他人の所有する建物に住みついて居住していながら、電気や水道がきていない劣悪な環境での生活を強いられているとのたまう。「働かざる者食うべからず」という言葉のある国から来た私にはとても理解できない謎がいっぱいザマス。世界は広いぜ。
しっかし、一番最近の火災は14歳から18歳くらいまでの少女4人が犯人の放火。何でもその建物に住んでいる少女への恨みから郵便受けに火を放ったとのこと。その火災で14人が死亡、負傷者30人。何てこった。