大村真奈江先生による生け花教室が開催されました。
昨年7月の古民家オープン当初から、じつは茶道・花道・着付けなど、いわゆる日本の伝統文化の継承と言われる〝道〟と付くお教室が、古民家で開催出来たら良いな~と思っていました。
今回、折角念願が叶ったので、イベントに便乗して、野点セットを庭に出す構想を抱いていたのですが、当日は雨のため断念…。
非常に足元の悪い中、お越し頂いた皆様、ありがとうございました!
正面から見た方が綺麗に見える三方見。
それに対して、どこから見ても綺麗な四方見。
いずれにせよ、生け花は、空間をいかに見せて、空気の流れをいかに掴むのか?がポイント
最初の軸になる1本目の枝は、花器の長さの1,5倍。
花器を中心に考えて、①いちい、②2/3、③半分。
これは、柱の骨格になる枝の長さについてのお話しです。
花材は、いまの季節に合った
ドウダンツツジ、トルコキキョウ、ボタンの3種類。
まずは、ドウダンツツジで、全体の骨格をつくります。
花器の大きさや形によって、仕上がりが全く違った雰囲気になります。
あとは、生ける人の性格によっても違いますね。
古民家繋がりでは、町田にある築150年の茅葺屋根〝みんなの古民家〟オーナーの石川様もお越しくださいました。
いつも気に掛けて頂き、ありがとうございます!
庭木の剪定をいつもやっているから、つい短く切る癖が出ちゃう…と仰っていました。よ~く解ります
みんなで和気あいあい。癒しの空間になります。
やっぱりお部屋に花があると、場の空気が和みますね~。
少しづつ、完成に近づきます。
大きなボタンが自己主張しているので、何処に添えるかで見え方が全く違うものになります。
葉っぱのクロスは良くないので、重なる箇所はカット。
これで、イメージがだいぶ変わってきます。
大村先生は、所作やしぐさが綺麗です。
手の指先まで神経が行き届いていらっしゃいます。
最後に完成した皆さんの作品を、床の間に飾って頂きました。
同じ材料なのに、全く違った作品として完成したのが印象的でした。
男性は、やはりダイナミックに。
女性は、華やかながらもエレガントに。そんな感じでした。
大村先生、華やかな時間をありがとうございました。
また季節を変え、洗練された趣でのお教室開催を、宜しくお願い致します!
ちなみに、こちらは神棚の榊です。
場の空気が整っているのでしょうか?
3ヶ月弱の期間、全く替えていないのに、枯れないどころか、新芽が出ています~
こちらは、右側の榊。やはり新芽が(^^♪
すくすくと伸びろ~ヽ(^。^)ノ
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