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東京に帰ってきて三日目。
今朝、ケリーが亡くなったと母から電話がありました。
東京に着いてからもやっぱり、仕事しながらも
「今日はご飯食べたかな?」とか「傷口は良くなったかな?」って
ケリーのことを考えていました。
ケリーの最期に立ち会えなかったことが悔やまれます。
母は「この夏を越したし、食欲あるし、大丈夫やろ?」と言っていたので、
私も少しほっとしていて、最後にケリーには「またくるねっ!」って挨拶して帰りました。
どこかでケリーはまだ大丈夫と思っていたのですが、
それは自分の淡い期待でしかなく、
ケリーは自由が利かなくなった体で、最期まで頑張って生きてくれました。
ケリーがいてくれて私たち家族は本当に幸せでした。
本当に本当に幸せでした。幸せすぎました。
ケリーは家族に幸せをくれました。
私たちはケリーに何か返せたのかな?
ケリー、私たちの家族のもとに来てくれてありがとう。
ケリー、私たちの家族になってくれてありがとう。
ケリー、幸せをありがとう。
ケリー、安らかに。