かぶとなーなとくわがたけーぼう

かぶとなーなとくわがたけーぼう

海、釣りとクワガタ、たまに温泉。好きなこと、やっていこう。

ご無沙汰しています。

今日はどうしても、書き記しておかなければならない事がありまして。

本日、23年11月11日18時10分、うちの大切な家族、セキセイインコのぴーすけ♂が天国に旅立ちました。9年と7ヶ月でした。


【子供がまだ小さい頃、腕にのるぴーすけ】


これまで、妻が何度か、病院に連れていっていました。
今日は私も同行しました。朝8時過ぎに、セキセイインコのぴーすけと、オカメインコのさんたを乗せて、病院に。
1ヶ月後の病院の予約も入れてもらいました。

家に連れ帰って、子供たちにぴーすけの様子を伝えながら、ご飯食べて。先生から勧められた砂の床材を買いに出かけました。


ぴーすけは、3週間くらい前から急に、左脚の指先が少々麻痺するようになりました。今日もカゴの網にクチバシを使ってぶら下がったり。

もっとその前から、止まり木に休む事が多くなり、動きは緩慢でしたが、それでも、昨日まで艶も良く、フローリングを散歩していました。


一昨日の9日も、昨日の夜も、家族でぴーすけを優しく手に載せて、しばらくカゴから出していました。カゴに戻そうとしたら、何回も入るのを嫌がって、入ろうとしません。さらに、ここ2週間は、家族全員にカキカキさせてくれて、あれーすごい、なんでこんなにカキカキさせてくれるのかな、と思いました。ちょっとだけ、頭をかすめました。おかしいな、ぴーすけ…いつもなら逃げちゃうのに…

今日も、そんなぴーすけだったので、床砂を買いに行きましたが、ペットショップも、ホームセンターも、店員さんに聞いても数が足りなかったり、砂場用30キロの砂、しかなくて。

妻があれー、ないなー、と。私が、じゃあネットで買おうか、って。。。


その帰路、家までクルマであと30分かな、と言うとき、午後6時過ぎくらいに、娘から着信。
車のスピーカーから聞こえたのは、「ぴーすけの様子がおかしい、ひっくり返ってしまった」という娘の不安げな声。
今、帰っているからね、と、妻。それから娘に、手のひらに載せてあげて、温めて、と伝えました。
その時、妻は泣いていました。妻は覚悟していたのでしょうね。

私は、今日病院に連れて行ったのに、さすがに今日は、カゴにしがみついていたし、と…。

それから、10分後。
再び、着信があり、娘の泣き叫ぶ声。電話を代わった息子の震える声。
妻も私も、辛かった。こうして書いている今も、涙が止まりません。

若い頃は吐き戻しして、私の足の親指にスリスリして。
おしゃべりもたくさんしてくれて。
優しくて、本当に良い子でした。

悲しくてたまりません。いつものところにいない事が、まだ受け止められていません。家族でしたから。



家族全員でぴーすけに話しかけて、羽の間に小さな手紙を入れました。

家族が何を書いたか、お互い見せる事はしませゆでした。

ただ、私は、

「ぴーすけ、本当に大好きだよ。いつまでもずっと大切な家族だよ。天国でたくさん飛んでね。また会おうね。待っていてね」と。書きました。


ぴーすけ、大好きだよ。

ずっと忘れないよ。