ぱーきんのブログ

パーキンソン病と共に生活しています!


「自分の体の中で起こった不具合は

自分の体の中で解決される」

そういう力を私たちの体は持っている

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突然私たちの前へ訪れた「病」。...
この「病」に必ずついてくる 絶望感や不安感。
これらはひとりでは解決できない大きな問題です。
わたしは病名を医師から告げられた時、こころの中が混乱し
カウンセリングへ通いました。
このカウンセリングがあったからこそ

今の私があるのだと確信しています。


からだの不具合は薬やその他の治療で改善しようとするのに
こころはいつまでも苦しいまんま。
こころのケアも からだのケアと同じ大切なことなのに。


こころに抱えている苦しい荷物が
すこしでも軽くなることを願って、私達は2月に

患者会のみなさんを対象に

「こころの整理をする座談会」 を企画しました。

 

座談会の目的は、

●病気の改善と言うと体の治療ばかりでこころのメンテナンスが置き去りになっている。

そのこころのメンテナンスの大切さを感じてほしい。

●こころ(感情)を整理すると不安や苦しみが軽くなることを知ってほしい。

です。

 

内容については、今回は講師の先生もいらっしゃることですので

割愛させていただきます。

 

30人ほどの方が集まり、いろいろな意見をいただきました。

・もっと学んでみたい また参加したい 

・私は現在どうしたら良いか模索中です 

・もっと具体例をあげて解決に至るまでの話をしてほしい 

・みなさん前向きですね、私はまだそういう気分には・・・ 

   ↑

 最後のご意見を読んだとき、ふと あることを思い出しました。

 

私自身の経験ですが、

現在 課題や問題に直面して苦しんでいて

こういった会に参加すると 前向きな発言をしている参加者

の方が眩しすぎて 自分は皆から置いてきぼりになってしまってる感じがして違和感を感じた事を思い出したのです。

「きっとこの意見を書いた方はこの時の私と同じ気持ちなのかもしれない・・・」

そしてその後、こんな事を思いました。

 

問題解決、目標達成 の扉があるとしたら、何処にあり、どんな鍵を使って開くのかは簡単には分かりません。その扉にたどり着くまでにもたくさんの扉を開くからです。

焦りは禁物なのです。そのたくさんの扉で、また問題にぶつかったり、何かを成しとげたり、人と出逢ったりと、色々な経過をたどる事と思います、それは人それぞれ違っていて「こうあるべき」とは言い切れません。

そして、そのプロセス(経過)こそが私たちの自信となりこころの財産になるのです。

こころ→感情→記憶が影響→経験 ならば、どんなプロセスを経験するかで こころ(感情)も変化していくのです。

問題が解決できず、事が成し遂げられず苦しんでいるならば、それは今、自分がプロセス(経過)の真っ只中にいるという事、必要な過程にいるという事なのです。

次の扉には、わたしを待っている何かが現れるはずです。

かならず現れるのです。

 

「次回(5月)は、この内容もお話させていただこう」

 

(話すのは講師の方なんですが・・・^^)

                             ―END―