今日は脳の中の認知を司る部位を
脳梗塞で侵食?
されてしまった方のお話。


この方は50代の男性。

脳梗塞から衝動的に行動するようになり、
物を壊してしまったり
トイレに行けないので失禁してしまうなど、
日常生活を送るのが難しい状態。

そして脳梗塞特有の
腕の拘縮もありました。

言葉は片言のように発するものの、
会話のキャッチボールにはなりません。


通常のセオリーからいくと、
現状を良くしていくのは難しいんですが、、


なんとねっ!!


自分でトイレに行くようになったり、
会話が少しずつ成立するようになったお願いひらめき電球


本当ね、
あたしもびっくりでした!!!


でもね、なんか
こんな言い方すると語弊があるんですが

認知は脳梗塞で侵食されてるので
パッと初見でびっくりする方もいると
思うんですけど、

すご〜く可愛らしいおじさんなんです!

物を壊してしまったりとかするけど、
なんか純粋な少年に戻ったみたいな、、、

施術が終わると
「先生、また会いましょうね!!」
と言って、後を追ってきてくれるんですよね。


たぶん、表面上はあたしの話も
聞いてないように見えるけど

本当はちゃんと聞いてて
理解してくれてるみたいでした。


例え返事を返してくれなくても、
何度も何度も話かけました。

季節的に暑くなりましたね〜とか、
寒くなってきましたね〜とか

たわいもないことをたくさん話かけました。


もちろん体の細胞にも語りかけます。

するとね、
ある日その方の出身地の話をすると

名産品や前に勤めてた会社など
話してくれるように!!!


びっくりでした。


それまでは全く関係ない答えや
違う話になったりしてたのにっ!!!

会社の話なんて「え??!」
って衝撃でした。

すごいっ!!すごいっ!!!

って体をさすりながら
すごい歓喜とともに喜びました。


脳の中の記憶が消えてるんじゃなくて、
ただ脳梗塞によって
引き出せなくなってるだけなのかな?!!

と感じました。


失禁もね、
オムツをしてるけど

どうしても漏れてしまうこともあって
ベッドやイスが
湿ってしまったりしてたのに?!!!

ご自身で行けるようにキョロキョロ!!


やっぱり体って自分達が思ってるよりも
すごい生命力を持ってる。

ただそれが何かによって
発揮できない状況になることがあるだけで。


やっぱりどんなに不可能と言われても、
その可能性を信じ続けていきたい。

絶対取り戻せるんだからニコニコ



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