幕末の1867年、長崎でイギリス人水兵が何者かに殺害される事件が起こった(イカルス号事件)。

坂本龍馬の海援隊士に犯人の疑いがかけられ、イギリス公使のパークスが土佐に乗り込み土佐藩参政後藤象二郎との談判となった。その時の後藤の対応に不満なパークスは、テーブルを叩き、床を踏み鳴らすなどして傲慢な態度で威嚇した。

 

しかし後藤はひるまず、大英帝国の外交官・紳士が、そのような節度のない粗野な態度ではいかがなものかと、逆にたしなめた。

 

上海領事時代の手法は、日本では通用しないことを突きつけられて、パークスは態度を改めざるをえなかった。

 

卑屈にならず、ぶれず、礼節をわきまえ、高い志を持つ。この幕末日本の外交姿勢は、当時のアジア、アフリカ諸国とは明らかに違っていて、日本を侮っていた列強をたじろかせた。

 

                            (参考文献 「幕末史」 佐々木克 著)

 

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