私自身が不安ながらに「卵巣腫瘍」「卵巣のう腫」と検索しては、

同じ疾患で手術を受けられた方のブログに励まされたので、

私もこうやって記事を書くことで、誰かを励ますことができたら、と思いこのブログを始めました。

もちろん自分の不安を吐露したい、と言う思いもありました。

だからこそ、このブログのタイトルも「闘う」と気を張ってつけたのでしょう。

 

近所の産婦人科で診てもらって、

「卵巣が腫れている」「きっと手術になるだろう」と言われた後、

親に言うことさえ迷っていて、知り合いや友達にする話しでもないし、

自分で抱えようと思って、無理をしていた部分があったのでした。

 

でも思えば、親に一緒に病院に来てもらう必要だってあったし、

職場の人に理解してもらう必要だってあるし、

気の置けない友達にも話を聞いてもらうだけで心強かったし、

闘っていたのは私だけではない。

自分1人では本当に何もできなかったなぁ、と痛感しています。

 

周りの人の温かいサポートと、回復の喜びを前にしたら、

手術の日の夜の痛みや苦しみなんか、もう忘れました笑

だってだって、私の卵巣腫瘍はなんて言ったって8リットル、10キロ。

今思えば、そんな荷物を抱えていて生活していた方が苦しい。

身軽になった今、本当に体も、そして心も晴れやかです。

 

勇気を出して、私の卵巣腫瘍のMRI画像を載せます!

左真ん中あたりにある切れ目、みたいのが「おへそ」です。

だからそう、おへその上、みぞおち辺りまで卵巣が膨れ上がっているのがわかりますでしょ。

そりゃ妊婦さんに間違われるはずです。

これを必死にコルセットで押さえる日々、、、退院後、早速コルセットは捨てました。

 

 

不安で、私と同じように検索してこのブログにたどり着かれた方にも、

どうか心強く思える存在が身近にいますように。

もしいないのならば、痛みに弱く手術台で号泣するほどの人間が笑、

日に日に回復する様子を読んでいただいて、少しでも気が晴れますように。

 

 

きっと大丈夫ですよ!

良性とは言え、これだけの超巨大になってしまった腫瘍を抱えていた私が、

手術後2週間でもう「忘れた!」とか言っていられるのですから!

できるだけ毎日近所を散歩したり、車に乗せてもらって出かけたり、

少しでも動くよう意識しています。

手術痕が痛むことはありません。

突っ張るような感覚ももうほぼないので、押さえながら歩くこともなくなりました。

なんとなく傷をかばうように猫背になっていたのも

背筋を伸ばして歩けるようになってきました。

 

急な疲れに襲われることももうあまりないし、

ただ時々めまい?立ちくらみ?だけが残っています。

もともと低血圧なのだけれど、

ふらりとする日は特に上が100を下回るほど血圧が低くなっていることが判明。

あとは生理前のホルモンバランスの崩れの影響も大きいのかも。

生理は順調にきました。

 

日常生活は、もうほとんど取り戻しました。

本当に、本当に順調に回復しているのを実感できて嬉しい。

手術後の回復は、歩き始めるタイミングで違うから!歩いて!とあの時

看護師さんに言われて、翌日からちゃんと歩き出した自分を褒めたいです笑

だからこそ、もうこんなに楽に過ごせているのかしら。

 

あとは仕事への復帰のタイミング。

 

退院はあっという間の作業でした。

外の風が心地よく、季節はちゃんと初夏になっている!と気分良く思えました。

お昼はランチを食べに行き、借りていた本を図書館に返しに行き、

実家に帰る途中、急に疲れが。

車のシートに座っているのもしんどくて、横になりたかった。

正直、はしゃぎすぎたのだと思います笑

 

なんだったら仕事にこのまま仕事復帰もできるんじゃないか!くらいに

舞い上がっていたので、自分の体力の衰えを実感した瞬間でした。

だめだ、ちゃんとゆっくり着実に体を戻していこうと決めました。

 

その後は傷が痛むことはなく、結局痛み止めのお世話になることもなくなっています。

 

腹帯がわりに、お腹を押さえるものとして、ガードルやボディスーツを試していて、

時々傷が突っ張るような感覚があるけれど、

これはその日履いてる下着とか、腹帯がわりのそれらのせいかもしれないので、

様子見です。

 

 

以前は履けなかったスカートが履けるようになったり、

お腹を隠すように着ていたデザインの服も、当然ながら着た時のラインが違って、

一つ一つ感動をしています。

あぁ、この夏はオシャレが楽しくなるなぁ!

 

今日は事前にいただいた私用の入院計画に、

抜鈎と書いてあったのに!

体内に溶ける糸で縫ってあったようで、抜鈎・抜糸がなかった!

これまたどんな痛みなのか、と思っていたので、一安心。

防水テープを剥がしてもらい、傷口に貼られていたらしいテープも剥がされ、

急に血がでてきて焦ったのですが、ガーゼを貼られただけでおしまい。

ガーゼを取ってシャワーを浴びた後は、傷テープも貼っただけ。

案外もう必要以上に保護することもないらしい。

 

そしたら!予定より1日早く、明日退院できることに。うわーい。

外来の予約を3週間後くらいにとって、

その後の手術痕の様子を見てもらい、おそらく最終的な病理検査結果を聞けるのでしょう。

 

今日は両親が来てくれました。

母は3日ぶり、父は5日ぶりの再会。

父なんか、よぼよぼと点滴と一緒に歩いていた様子しか知らないから、

ささっと歩いて、しかも明日退院なんだっていうものだから、

かなり安心したことでしょう。

 

腹筋を使って体を起こすような場面でも、痛みはなく、

シャワーもしみるかな〜と思っていたけれど、特に痛みはなく、問題なし。

朝ちょっと突っ張るような痛みがあるので1錠痛み止めを飲むだけで、

その後薬効が切れても、特に痛みでしんどい思いすることはないです。

 

食欲もモリモリで、病院食プラスヨーグルト1つを毎食残さず食べています。

せっかく腫瘍が無くなって減った体重、増やさないように気をつけねば。

 

 

明日が本当に楽しみ。

手術前に「これを履くのを楽しみに頑張ろう!」と買ったスカート、

全く履けなかったのだけれど(そしてそれを無理やり履いて腹痛に襲われた)。

あれがやっと履けるのじゃないかしら♪

 

 

やっとブログが追いつきました。

これが今日5月1日の話。

 

痛み止めは1日1錠飲む、は続いています。

飲んでいないと全く痛みがないわけではないので、

朝飲んでおくとかなり、というか全く?!痛みが感じないので。

 

点滴で腫れていた左手も、やっと元に戻りました。

 

部屋を出たらお茶の配膳が目に入って

あ、お茶を配られる前に体重測って戻ってこよう!という場面で、

早歩きにも成功。

歩くのだったら、手術痕をなんとなく気にして猫背になってしまうこともなく、

普通のスピードで背筋を伸ばして歩くこともできるように。

 

寝返りもうてるので、夜はぐっすり寝られるし、

そう言えば、起き上がった時の内臓の気持ち悪さももうありません。

 

うんち君も順調に、なんだったら1日に何回も出ていて笑、

しかも最初はすごいひ弱なものだったのが、しっかりとしてきました。

(汚い話ですみません)

 

微熱だけはぼんやり続いているので、寝ていたり、

あとエレベーターに乗っていると、無性に暑く感じますが、

それでだるさを感じるということはありません。

 

あともう一つ、お腹の筋肉が弱っている(手術で切られている?)せいか、

トイレでいきんでいると、脇腹が痛くなってきます汗

脇腹がつるような、筋肉痛のような、そんな痛み。

これはググってみると、それなりに続くようなので、

うまく付き合っていくしか無さそう。

 

 

さすがに走るのは勇気がいるし、全体的に体力が落ちているとはわかっているけれど、

それでもあの手術した日の夜の、痛みのことをもはや忘れてしまうほどに、

もうかなり!80パーセントくらいは回復した!と自分では感じています。

 

もともと痛みに弱い人間だったので(採血とか大嫌い!)、

本当にどれくらい回復に時間がかかるのか、耐えられない痛みが続くのかが

本当に不安だったのだけれど。

 

手術台の上で号泣してしまう私が、

5日後には平然と生活できるようになっているのだから、

もし不安で検索してこのブログにたどり着いた方も、絶対大丈夫です!

日に日に、というか1日の中でも、どんどん楽になりますよ!

 

 

明日は抜鈎です。