アート探訪 倉敷 大原美術館 名作を堪能
人生はアート☆ みんなのComfortableを輝かせる
アートライフコーチ&色彩心理カウンセラー
もとぴょんこと田中素子です
直島を後にして、向かったのは倉敷。
何年ぶりでしょう?
アート好きな一家なので、向かう先は大原美術館。
むかーしに来た記憶はふたつだけ。
本物の麗子像とツタが青々とふさふさしていた
アイビースクエア。
大原美術館。さすがです。
これぞ、ザ・美術館。
美術の教科書にも載っているような名作がずらり。
青木繁、岸田劉生、佐伯祐三、エル・グレコ、モネ、
ロートレック、ドガ、ルノワール etc…
工芸品も民芸の陶芸、河井寛次郎、浜田庄司、
染めの芹沢けい介などなど、
そうそうたるコレクション。
これほどの作品を企画展でなくずらりと見ることが
できるのは、ほかにそんなにないのでは?と思います。
それも私立です。
美観地区の中心にある建物は、本館をのぞいて
お蔵のような日本建築。風情があります。
ちょっぴり残念なのは、天井がそんなに高くないこと、
作品の展示の仕方に工夫がないことです。
例えば、作品と作品の間。照明。
たくさんの作品を見ることができるのは、嬉しい反面、
一つの作品と対峙する余裕が、
空間的にも時間的にもあまりないのです。
アートは、ただ美しい作品が良いとは思いません。
質の良いアートは見た目の美しさ以上に
訴えてくるものがあります。
それを味わうには、空間的にも時間的にも
「間」がないといけません。
その「間」にその作品とじぶんとの間に何かが生まれ
何かを感じるのが、アートとの出会いだと思うのです。
ただ有名な作品を「見た」というのが鑑賞ではない
のです。
たとえ無名でも訴えてくるものがあれば、
それは、あなたにとってのアートなのです!
とはいえ、またゆっくりと味わいに行きたい場所の
ひとつになりました。
あなたはいかがですか?
また行きたいところがありますか?
また会いたい人がいますか?
そして、
あなた自身は、また会いたい人になっていますか?