東京 本寿院座禅会
24年7月28日 東京 本寿院 座禅会です。初めての方も参加されているので、
まずは、座禅「禅とは」についてお話します。
終了後 法話
今日は、先日頂きました竹内恵司さんの著書「母からの贈り物」
10歳で母と死に別れ、子供だったことから、死に顔を見せてもらっていないそうです。
そのため、死を実感できないでおられたそうです。
23回忌の席で、臨終に立ち会ったお姉さんから「子供のこと頼む」「子供のこと頼む」
と死ぬ寸前まで言っておられたということを聞いて愕然としたと書かれています。
自分は残されたと思っていた自分が情けない。
どんなに母は、わが子のことが心配であったろう。幼いわが子を遺して死んでいく母の気持ちは
どんなに辛く、苦しかったであろう。
子供を強く抱きしめるしか出来なかった母はなんと辛かったであろう。
母は、いつの時だって、子供の味方ですね。
もうすぐ私の母も命日です。
私の母も亡くなるまで、私のことを心配してくれていました。
母の愛情は、何よりも深い。
もうすぐお盆です。そんなお母さんの感謝の気持ちをあらわす時です。
すでになくなっている方は、御墓参りしましょう。