まうの微妙な思い

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「幸せなひとりぼっち」というスウェーデン映画を観ました。

この映画は、定年間近の一人暮らしの老人の話で、スウェーデンでは5人に1人が観て、スターウォーズよりも観られた映画です。ブランチでLilLiCoが紹介していました。

 

あらすじは、ほぼ定年間近にリストラ同然に仕事を辞めた老人の話です。

彼は、自分が住んでいる住宅地の中を自主的に見回りしており、かなり偏屈なところがある老人です。映画の原題「オーヴェと呼ばれた男」にあるようにオーヴェという呼ばれており、妻(ソーニャのいう名)に先立たれています。

定年間近にリストラされたことにより、妻の元に行こうとして自殺をしようとしますが、その都度、邪魔が入って結局できませんでした。その自殺のシーンに彼の過去の話が織り込まれています。

そのシーンで彼の悲しい過去がわかります。そして、ソーニャとの馴れ初めも。

最初に自殺しようとして隣に引っ越してきた夫婦のイラン人の妻のいろんなおせっかいで、一人暮らしで偏屈になっていた単調な日常がすこしづつ変化して、次第に人間らしさを取り戻してきます。

最初は暗い話でしたが、最後は涙が流れるほど心温まる感動的な話でした。

 

一言というと、妻であるソーニャが良くできた人でした。