先ほど、ワインエキスパートの二次試験終了。
何せ、朝10時半ぐらいからワイン飲んだのは久しぶりである。

前日に私の習性を知る人達から有難いメールが届きました。有難う!

会場と開始時間を間違えないように。
試験前はちゃんとトイレを済ませるように。

はい。了解!
ってどんだけ私は間抜けですかっ!
(しかし経験あり)

そんなこんなで、もう超ドキドキして、まず会場に入ったら、席が一番後ろだったのでびっくり。
え?何故って?
いや、とくに意味はないけど、このごに及んで、末席って…
縁起はどうなんだろう…

もうそれからが大変である。
周囲が皆賢く見えて、泣きそうになりました。はい。

突然ですが、皆さんはサルって緊張するとどうなるか知ってます?

サルって、緊張するとあくびをするそうです。
ま、酸素が足りなくなるのでしょうから、理論的にはわかりますが、
そうしたら、私もサルに退化していくんではないか、ってぐらいあくびが出ました。

グラスが配られて、配ってくれるおじさんと目があったので、
ニコっと笑ったら、向こうもニコっとしてくれたので
ちょっとだけ、心が軽くなる。
この広い会場のなか、あのおじさんだけは味方してくれそうな気がする。

「始めてください」
って言われた途端に、皆グラスにザザッと手を伸ばしてすごいんです。

でも、うつつはですね。
ここで、先生に言われていたように、
まず、ふか~く深呼吸。
そして、おもむろにワイングラスを手にとって、香りをかいで、一口飲んだら
はい、こぼしました…。
口の端っこから、たら~っなんて。

ハンカチで急いで回答用紙をゴシゴシ…。

それから先は、もうお尻に火がついたサルのような状態で、
慌てまくってしまい、
私、本当によく覚えてません。
深呼吸どころか、過呼吸もいいとこ。

しかも、またこぼすのが怖くて、まったく吐きもせずに飲む、と言う荒技でした。はい。

とにかく、最後にソムリエサムライに言われた
「うつつさんは、とにかくマークシートだけは間違えてずらさないようにして下さい」
と言う有難い言葉だけは思い出し、内容はもう見直す時間もなく、
とにかく選択個数をちゃんと間違えずにやってるかをチェック!
50分が、かくして15分ぐらいに感じたのです。

試験を受ける前は、本当に結構頑張ってたので
最後のほうは徐々に当たるようになり、
しかも時間配分もちゃんと出来ていたのに
本当に試験会場には魔物が潜んでる。

疲れたけれど、会場を出たら、開放感。
と同時に、さみしさ。
あんなに苦しかったのに、開放されると
糸を切られた凧みたいな気持ちになる
もと糸があったはずのところを、うろうろと飛んでしまう…

あー、あそこ、もしかしたら、あれが正解かなぁ

あれ、最初思ったのが正しかったのかなぁ

なあんて思いつつ、何となく
さみしさを抱えて帰り
とりあえず、お彼岸にやりそこねたお花を飾ったのでした。

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練習風景。




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