表題通り、フランス語字幕付きDVDを見る方法をここ一月ほど試してみたのですが、ようやく一通りの結論に達しました。

その1
「日本で売られているフランス映画のDVDでフランス語字幕付きのものを買う。」
まあ、これが一番目ですよね。なんといっても日本語訳も確認出来るから、初学者にとっては嬉しい。ただ大きな問題が。選択肢があまりにも限られている。エリック・ロメールの『海辺のポーリーヌ』(素晴らしい映画)、『緑の光線』や、『アメリ』など知っている限りでは10本くらいじゃないかと思う。だから、最終的な解決策とはならず。

その2
「Amazonフランスで、フランス語のDVDを買う。」
いやいや、フランスで売られているDVDでフランス語字幕なんかついてないやん、って思ってましたよ、この前まで。ところが最近そうでもないみたい。耳が聞こえない人、難聴者にも優しい、って口実でフランス語なのに、フランス語字幕を付けているDVDが増えてきているようだ。最近出たDVDなら結構な割合でついている。そんなわけで『ゲンスブールと女たち』って映画と、リュック・ベッソンのDVDボックス(『レオン』『ニキータ』『サブウェイ』とか入ってる。ところで、『レオン』って英語やった・・・、だからジャン・レノはあんな寡黙で、ナタリー・ポートマンはちゃんとしゃべれるんだな、ちょっと考えれば分かることだが)

ところが、ここで大問題発生。DVDにはリージョンが振り分けられていて、日本とヨーロッパは都合のいいことに同じリージョン2。だから何の問題もなく観れるだろうと思ったら観れない。ヨーロッパはPAL方式みたいな方式で日本とは別の形式、だから同じリージョンなのに観れない。
ただし、パソコンならリージョンも形式も完全ノープロブレム!っていう情報を信じて買ったのだが、なんと、反応しないばかりか吐き出しもしてくれない。1時間ほどすったもんだしたあげく、紙を止めるあのクリップをDVD排出ボタンのすぐ横にある穴に強くさし込んでようやく取り出すことに成功した。
つまり、パソコン「内蔵」DVDプレイヤーなら問題なしなのにもかかわらず、「外付け」DVDプレイヤーなら、吐き出すことも出来ず、DVDもろともプレイヤーは無理心中を試みてしまう。こりゃ大変。
なので結論

その3
「PAL方式対応のDVDプレイヤーを買おう」
5000円くらいでちゃんとしたのも買えたので、よし。これで自宅のテレビで問題なくヨーロッパのDVDを観ることが出来た。パチパチパチ。
一応、買ったのはこれ、


Pioneer DVDプレーヤー DV-220V/パイオニア
¥価格不明
Amazon.co.jp

「PAL」と「DVDプレイヤー」で検索した一番上に出てきたからいいでしょと思って。
ところで、そう考えると、DVDプレイヤー内蔵パソコンって地味に大切だなって思った。MacBook Airなんで。