スタンダードフランス語講座 1 入門/大修館書店
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朝倉先生というのはフランス文法界に長く君臨し続ける神がかった存在。分からないことは、学部生も、院生も、もちろん教授になっても、朝倉先生の文法書を引く。

で、その朝倉先生が作った、文法を勉強する本。たしか8冊ぐらいある。

実は、9月に院試があるのだが、いかんせん、フランス語が出来ない。和訳はなんとかなるんじゃないかと、淡い期待を抱いているが、仏訳とか、仏作とか、出来る気がまったくしない。

本来なら、仏作の問題集をがりがりやりたいとこなのだが、なんかそのレベルにまだ達してない。だから、易しい文法の問題集を多くこなして、フランス語を書くことに慣れていこうと思う。

というのも、フランス文学研究室では、フランス語を書くってことが頗る少ない。会話の授業のラストで、急にテストで書かされるぐらい。それも散々な出来だったけど。

だから、書くってことに関しては、自分で頑張るしかない。こういう時に、自分の語学センスのなさがつくづく恨めしい。
仏文に来る人には大別すると、2種類あって。一つは、フランス語が楽しいし、得意だから来たって人。で、もう一つは、フランス語なんてまったく出来ないけど、文学やるんなら、フランス文学だろ、と思って来た人。で、僕は完全後者。フランス語のテキストに触れている時間はかなり長いはずなのだが、フランス語を(もっと言えば文法を)勉強することから、全力で避けてきた嫌いがある。
院試って区切りで、そういうお前らも、フランス語勉強しとけよ、っていうメッセージなんだろう。大体、修士論文はフランス語で書かないといけないんだから、まあ当然。