ラルースやさしい仏仏辞典 N1/著者不明
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明日からはついに4回生。卒論も書かないといけないし、一応院試もある。いままで以上に勉強していこうと決意を新たにする今日このごろです。

そんなわけで、ふと、仏検を受けてみようと思いました。レベルが分からないのでとりあえず2級でもと、問題集を見てみると。なかなか難しい。
考えてみれば、研究室に入ってから、「問題」なんてものを解いたことが無かった。仏文和訳がメインなのでフランス語力にとんでもない偏りがあるらしい。ということで、今後は文学系以外の文章を読むことや、もっと瞬発力のあるフランス語力をつけていくことに努めたい。

そんななか購入したのが、上の、『ラルースやさしい仏仏辞典』。フランス政府がフランス語を世界に広めようと作った辞書らしいです。これが意外と面白い。ほぼすべての単語にイラストが付いていて、覚えやすい。収録語数は3000語弱と少ないのですが、それぞれの単語の実際の用例が半ページぐらいにわたって書いていたりと内容は非常に充実。
基本語を完璧に抑えようと思ったらこれではないかと。
そもそもこれは辞書ではない。なにかを調べようとして繰るのではなく、ぱらぱらとめくりながらいつの間にか全部のページに目を通していることが理想かと思う。
ある単語を、それよりもやさしく説明しようとの苦心の産物。なかなかいい勉強道具です。

が、如何せん、見つからない。
日本最大と自称する大阪の本屋でも置いていない。今週アマゾンで買ったときの最安値は2000円だったが、今では4000円以上。仏検2級公式問題集はこの本をベースにしているので、需要はあると思うのですが。