みなさんこんにちは!! 笹竹 政村です。
唐突に質問しますが、貴方のお住まいはどちらですか?

この国の人口動態から測れば
東京、大阪、名古屋、札幌などブロックを代表する政令指定都市
の可能性が高い
ことが推察できます。
もともと生まれたときからそれら大都市で産声を上げた方もいれば
北海道の釧路市や網走市あたりから一気に上京され、進学、卒業、就職と
経歴を踏みながら現在東京都民、埼玉県民であるという人も
たくさんいらっしゃることでしょう。

釧路→東京だけの話ではなく、釜石でも韮崎でも
亀山でも米子でも今治でも大村でもどのブロックの地方都市でもいい。
街の活性化が停滞し、学生たちが高校卒業と共に上京ないしブロックの
大都市に生活の場を移される確率が高い街にお住まいの皆様に
向けて<地方都市における結婚問題>を書いてみようと思います。

一説によると地方都市には30代以上の未婚女性が男性よりも過剰に多い向きがあるという。
それは何故か? ここまででも書いてきたとおり、
18歳の春に大学進学と共に地方都市から都会へ流出する男子学生が非常に多く
さらには多くの男子は東京なり、福岡からもう帰ってこない確率が高い。


よってそれらの街は2、30代の男性が減る。親は娘を手放したくないため
大都市への流出を阻む。そのため適齢期の女性が過剰状態となってしまう。
話によると転勤族の30代ぐらいの男性は非常にモテるという。


この話は私の感覚からも非常に納得がいく。
日本の経済を支配しているのは太平洋ベルト地帯の巨大工業都市群で
それらの街は大小の規模の違いはあるにせよ、
大方、東京と同じ便益を受けることが出来る

日本海側や東北北海道(札幌を除く)で
例えば、結婚情報サービスに入会したところで
近距離の場所でお見合いする異性が太平洋ベルト地帯の大都市群と
変わらず次々に紹介してもらえるか?と考えれば答えはNOでしょう。


すなわち婚活はいずれ、婚活する者自体が進学と同じように故郷を離れ
より婚活に有利な大都市に引っ越さざるを得ない可能性もはらんでいるように
私は思います。
また現にそういう傾向は散見され始めているのかも
知れません。私のこの刹那的な解析が見事に裏切られるのを私ももちろん望みます。

<<参考文献・菊地正憲著「なぜ結婚できないのか」(すばる舎>>