ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

2014年1月に左小脳橋角部腫瘍が見つかりました。
そのおできと、さようならするまでの、記録。

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今日は検診でした。

大丈夫と思っていても、

結果を聞きに診察室に入る時は

まだドキドキするなあ(;^ω^)

 

とりあえず、今のところ再発なしで

他に異常はなさそう。

血管もきれいで安心しました。

 

この8月で手術から5年が経ちます。

腫瘍が見つかった時は

5年後にはきっと大きくなっているだろうって

言われていたので

気づかず、そのままで過ごしていたら

今頃何か症状が出てるのかな。

 

もちろん

大きくなっていたかは

分からないけど、

こうして元気に毎日過ごせているのだから

ちょっとは世のため人のために

何か役に立たなくちゃと…

そんなことを考えながら

日々を過ごしています。

 

 

 

 

 

次の予約と取るのに

先生は「1年後でいいでしょう。」と言った。

しかも、造影なしで充分だと。


そうはいっても、まだ術後2年だし、

しばらく半年ごとにお願いします、と言っておいた。


そんなに頻繁に撮らなくても~という意味も含んでいるのか

「僕は、頭の中撮ったことないんですよ。

何かあるかもしれない。

ガン家系なので、僕も早死にするかもしれません。

健康診断も受けてないんですよ。

ぽっくり死にたいな~。」


最後は独り言のようにつぶやき

よく聞き取れないまま終わってしまった。


私の質問にも、

丁寧に絵まで描いて説明してくれたし

口ぶりは穏やかだし、

うん、きっといい先生だ。


もし、私が初診の患者だったら

あの腫瘍をどのように見立てるか、


次の診察で、先生が異動してなかったら(笑)

聞いてみよう。









気がかりなのは、同じ場所からの再発というより

別の場所からの新たな腫瘍。


もしかしたら、腫瘍ができやすい・・・?

という不安も拭えず、

私の硬膜の下で、すでにタチの悪い細胞たちが

蠢いているかもしれない。


まあそれを言うなら、

頭の中に限らず

体中のあらゆるところに、

出番を待つ輩がいるかもしれないけどね。


もしもしもしも、また澤村先生にお願いができて

必ず成功する手術と約束してもらっても


もう、頭の手術は嫌だ。

ほんとに 笑。









「良性の髄膜腫なら、再発も少ないと思います。

今回も、異常はなしですね。」


って、モニターに映された私の頭の中を

マウスでなでなでしている。


「どのくらい経過観察すれば

再発の心配はなくなりますか?」と聞いてみた。


「2000年に手術をした方で、2010年に再発した

という例があります。

何年経過観察、というより、毎年脳ドッグを受けてみる

という感覚に変えてみてはどうですか?

腫瘍だけでなく、血管の状態なども分かりますから。」


はあ~、なるほど。

再発の可能性を聞いてはみたけど、

でも、申し訳ないけど

その話には途中から興味がなくなった。


だって、澤村先生に

「キレイに取りましたから。

この腫瘍で脳神経外科に罹ることは

一生ありませんから。」

って言ってもらえたからね。


そういえば、今回の担当医も言ってたな~

「澤村先生は

きちがいみたいに、手術が上手ですから・・・」


なんか、日本語の使い方間違ってるような気がするけど、

やっぱり、澤村先生ってすごい先生なんだな。










今日は再発がないかの定期検診でした。

8月で、術後2年になります。

まだ2年経ってないんだよね。


前回、半年前の検診では、

一緒に札幌まで手術に行ってくれた担当医が

別の病院に異動でいませんでした。


私に一言の挨拶もなく(笑)


そして、代わりに診て下さった先生も

今日病院に行ったら、この4月に異動で

またいませんでした・・・


ということで、今日も違う先生。

まあ、印象は悪くなかったけど、

いきなり

「僕、結果をよく知らないんですけど、

良性の腫瘍だったんですよね?」

と聞かれ、何だかな~って感じでした。



長くなりそうなので、

続きはまた書きます。