入院生活７週目～ロフストランドクラッチ杖～

６週目の３分の２加重から７週目からは全体重でのリハビリ。

杖をついていること自体、全体重はありえないんだけどね。

先週の土曜日、ロフストランドクラッチという超長い名前の杖を購入して病室にきた。

私が注文した杖はこれ

腕を入れるところからグリップまでの調節が出来て、全体の調節が出来るやつ。

クリスタル産業という会社のものです。

実は私は本職が福祉用具専門相談員で、仕事上福祉用具を紹介したり選定したりする仕事をしています。

このクリスタル産業さんはしっかりしていて、軽くてとてもＧＯＯＤ。ちょっと値段はお高い（定価８５００円）ですが、これしか考えられませんでした。

もう一つ気に入っているところはここ

腕を通す部分が半円と上記のようにマルになっているものとがあるんだけど、上記のような形のほうが、お財布をかばんから取ったりとか、ちょっと杖から手を離した時に腕で止まって床に落ちなくて済むんです。

とはいえ・・・まだ完全に使いこなせてませんが（笑）

昨日は主治医の回診で、私が「今日から全加重だ」と言ったら

先生は「全加重は語弊があるね。当分、退院後の１ヶ月健診までは３分の２加重を続けてね」って言われた。

骨が完全につながっていないから、まだ体重は完全にかけないほうがいいんだってさ。

確かにレントゲン見ても、切れてるところやぶっささっているところとか明らかにつぎはぎ状態が見えてたからね。

半年くらいしないと骨は繋がらないらしい。

とりあえず、今日もロフストで頑張ります

入院生活６週目～片松葉杖～

今週からついに３分の２加重で片松葉杖での歩行になった。

３分の２ともなると、今までと違って体重をかなりかけないと「体重の３分の２」の数字にはならない。

リハビリでイケメン先生のお出迎えのもと平行棒の方に行ってみる。

左手にだけ平行棒を持って、両足にそれぞれの体重計に乗って、えいっ！！

あれ？

ほとんどいいほうの足を浮かせるくらいじゃないと３分の２の数字にならない。

でも手術した右足は全然痛くない。

わたしって良くなってるんだぁ～♪♪

それから筋トレやらいろいろして、リハビリは終わった。

午後、暇すぎてぼぉーっとしていたら

「ゆっきんさぁ～ん」と主治医の声。

「はい！」と思わず声がうわずって返答。

回診に来たみたい。

３分の２加重での歩行を披露した。

鏡で見る片松葉杖の私は歩き方が変な感じなの。

右のお尻が横にピュって出てて、肩も右側だけ下がってる感じで。。。。

それを言いながら歩いた。

先生は、「意識しているからか今はとてもキレイな歩き方だよ」と言ってくれた。

そして、先生いよいよあの言葉を御発しになった。

「最短で退院今週の土曜か日曜でもいいよ」

！！！！！！！！！！！

私は一気に不安に。まるで親ライオンが子ライオンを崖から突き落とすみたいに一気に現実に放り投げられた気分になった。

「え！？本当ですか？でもまだ不安です」と思わず口走ったら

先生「そう？じゃあ１０日後くらいにしようか」と言ってくれた。

ということで、当初の予定では８週の入院だと言われていたのに、経過が順調だから当初より１週間早まった。

いいことなんだけど、いろいろ不安がある。

ちゃんとメモして来週の回診の時に聞かないと。

自分に何が出来て、何が出来ないのかが全くわからない。

次回は先生への質問状をお書きしたいとおもいまする。

入院生活5週目～松葉杖2分の１～

早いもので、入院してから5週目になりました。

現在は松葉杖で２分の１加重で歩行しています。

１ヶ月以上も入院していると、だんだん部屋のヌシになってしまいます。

まずは部屋の掃除の時間

「おやようございます」と言いながら、私のベッドの周りに集まってきます。

「○○病院に通ってたら、○○先生にここを紹介されて・・・」やら

「私の知り合いの息子さんが先日○○という病気になられて・・・」やら

「私は昔○○という町に住んでて、果物がおいしくて・・・」やら

「戦争時代はモノが無くてねぇ～・・・」やら。

とにかく、この年代の大御所様たちは「病気」か「戦争」のお話で盛り上がるの。

まぁ病院だから「病気」の話題が出るのは分かるけど「戦争」はねぇ～。

で、最後に決まって

「いい時代になった」と言ってしめくくり。

でも、そういう大御所様たちのお話もとっても面白いからいいんだけどね。

私は２分の１だけ術足に体重をかけてよくなりました。

見た目結構いい感じで退院間近っぽく見えるらしいんだけど、

あと　３週間は入院っす。

はぁ～。ツタヤディスカスでDVD借りてもすぐ見終わっちゃうし、リハビリの先生は今週学会でいないし、

自主リハってつまんないし。

で、お菓子食べまくりです。