ビバリーヒルズに引っ越しました。
住所はこちら。
大きな荷物を両手に抱え、駅のホームの階段の下で途方にくれていたお婆さん。
困った人を見ると、どうしても放っておけない僕は、気がつくとお婆さんをおぶって階段を登っていました。
階段の中腹で、左膝からブチブチブチっと何か重大な体の器官が、壊れる音が聞こえましたが、お婆さんを心配させたくない一心で、笑顔で階段の上まで駆け上がりました。
そんな訳で左膝の靭帯を損傷して、早2週間。
遂に特注ギブスが完成しました。
マグマプラズマエネルギーと、オーロラビジョンパワーを極限まで高め、宇宙メダセロンをふんだんに使用したギブス。
普通の人が装着したら、一瞬で体ごと消滅してしまうそうです。
まさに鍛え抜かれた男のためのアイテム！
来週からこれを装着して、なくなりつつある職場の居場所と、怪我する以前から完全に消滅している家庭内の居場所を見つける旅に出たいと思います。
ご迷惑をおかけしたみなさん、どうもすいませんでした。
*この勇者の物語には多少のフィクションが含まれています。
先日娘が駐輪場で、鍵のついたままの原チャリをみつけたそうです
ご存知のように娘の体の中には、ちび黒オバサンから受け継いだ悪の血と、僕から受け継いだ善の血がフィフティーフィフティーで流れています
この時も娘の頭の右上にはバイキンマンのコスチュームに身を包んだちび黒オバサンが現れ「さぁ、そんな鍵、とっとと遠くへぶん投げちまいな」と叫び、左上にはセーラー服に身を包んだ僕が「お願い
何とかして鍵を持ち主に返してあげて」と懇願していたそうです。
」と叫び、左上にはセーラー服に身を包んだ僕が「お願い何とかして鍵を持ち主に返してあげて」と懇願していたそうです。長い心の葛藤をへて鍵を持ち主に返す決意をした娘は、耳元で叫び続けるちび黒オバサンにアンパンチをくらわし、鍵を人目のつかないところに隠し、鍵の場所を示すメモをバイクのポケットに入れてきてあげたそうです。
その後、Twitterで持ち主らしき人が感謝しているのを見て、幸せな気持ちになったと言っていた娘。
そう、娘はこの日から悪の子に生まれながら正義に目覚めたデビルマン改め、デビルレディとして生きていく決意をしたのです
僕は娘が、昔コンビニで5000円余分にもらったお釣りを正直に返した事を今でも悔いている僕のように、正直で真っ直ぐな大人の女性に成長していってくれることを願っています