こんにちは、お気楽コミィです。
先日、卵巣がんの定期検診を受けに大学病院へ行ってきました。
私は5年目を過ぎた頃から、1年に1度の検診を受けています。
そして血液検査、内診、CT検査を受けます。
私の通っている大学病院ではCT検査の予約というのが、
半年前からでないと予約が出来ません。
だから定期検診の為になんだかんだと3回は病院へ行かねばならないのです。
1回目は採血と内診、2回目はCT検査、3回目はCT検査の結果を聞く・・・という感じ。
なので先月も3回、病院へ行ってきました。
闘病中もそうだったんだけど、大学病院へ行く日は天気が悪いことが多い。
雨かくもり。(思い出してみれば、病気を告知された時も病院を出たら大雨が降ってきた。視界がグレーに見えるのは天気のせいなのか、告知されたからなのか分からんなぁとぼんやり思ったなぁ)
病院へ行くだけでも気が重いのに、このお天気のせいで余計にテンションが下がります↓
今回の通院日も見事、3回とも雨と曇りでした。
CTの結果を聞きに行く日はただですら気が重いのに、曇りかよー。
待合室で座っている時に緊張で吐きそうに。(数年前のCT検査の時に盲腸が見つかったりしているので、やっぱり緊張しちゃうのよ)
そんなこんなしていたら、名前を呼ばれ、診察室へ。
ドキドキドキドキ.......
今回も無事、異常なしを頂きました!
良かった!
で、いつもなら来年の予約を取って帰るのだけど...。
「手術から丸15年経って、無事に異常なしだし、あなたの病気の治療はこれで最後です」
と、主治医の先生から言われました。
えー、えー、えー、ほんとに?
もういいんですか?!
えー、ほんとに?
やったぁ!!!
と、喜んだものの、やっぱり今後も心配なので1年に1度、今まで通りに診てほしい。
そう思って先生に伝えたけれど、大学病院ではそれは出来ないと言われました。
(もっと重症な患者さんを受け入れなければいけないから...というような記事を見たような気もする)
それで自宅から通いやすい場所で、同じ大学病院の先生がやっている病院を教えてもらい、紹介状も頂いて、帰ってきました。
今後はそちらの病院で定期検診を受けようと思います。
いやぁ、15年ということは分かっていたけど、『治療は終了』なんて言われると思っていなかったのでビックリ。
そして嬉しい。
正直、最近は手術日がいつだったかとか、何年に手術したとか忘れかけてて、ブログを見て思い出すことも多いです。
15年の間に主治医の先生も何人か変わりましたが、私にとって本当の意味での主治医の先生は最初の5年間を支えてくれた先生。
その先生がいなければ、抗がん剤も受けてなかったかもしれない。
ご自身も癌を患った経験がある先生だったので、その先生の言葉はいつも胸に響きました。
「髪が抜けるのは悲しいけれど、また必ず生えてくるよ。
それよりも何年か経って、もしも再発した時に『あの時、抗がん剤を受けていれば良かった』と後悔はしないかな?」
「病気のことを忘れるようになったら、本当に良くなったってことだよ」
とか、本当にたくさんの言葉をかけてもらいました。
15年経つと、その言葉の意味を実感します。
先生に直接お礼を言いたかったな。
病院の中を歩きながら、院内にあるスターバックスやナチュラルローソンが入院中の唯一の楽しみだったこととか、色々と思いだしました。
ここに来るのはもう最後!
本当にお世話になりました!
そう思って病院から出たら、なんと朝の天気が嘘のように晴れていた!
長いようで、あっという間の15年。
30代だった私も50代ですよっ!
もうビックリ!笑
ついでに、3年前に入学した放送大学も、この春に無事卒業が決まり、私の女子大生生活も終了!
よく頑張った、私!
えらいっ!