飯塚です、
A:「この方法を使って賃金制度を見直すことで、
かなりのコストダウンが見込めます。」
B:「この方法を使って賃金制度を見直すことで、
年間3,500万円もの人件費を抑えることができます。」
AとBどちらのコピーが反応いいと思いますか?
・・・。
・・・。
・・・。
答えは、
「計測したことないのでわかりません!」
です。
・・・というと火炎瓶が飛んできそうなので(汗)
きちんと答えます。
Bの方が反応率がいいです。
理由は「より具体的」に書かれているから。
人は自分のイメージと合致したときに行動を起こします。
たとえば、ある商品のチラシを見ているとき
・いいイメージで合致すれば、購買へ・・・
・悪いイメージで合致すれば、さようなら・・・
・イメージが浮かばなければ、納得いくまで調べるか、さようなら・・・
話が具体的であればあるほどイメージがわき、
それがいいイメージであればあるほど購入に向かいます。
「ほとんど」→「93%」
「めちゃくちゃ儲かる」→「収入が5倍にも10倍にも膨れ上がります」
「炊き立てのご飯」
→「目の前に白い湯煙がフワァ~っとひろがったかと思えば、少しあとにやってくるほんのり甘い香り・・・太陽を全身で浴びて育った艶やかな白粒たちが、あなたのお口の中でホロッとほどけるのを、今か今かと待ちわびています・・・」
という感じです。
いきなり具体的と言われても難しいですよね。
まずは数字を入れることを意識してみてください。
イメージがしやすくなるのに加え、文章に厚みが増します。
たまに
「具体的な数字なんか算出できません。ウソをついてまで数値化するんですか!?」
と言う方がいるんですがウソか本当かはあまり気にしない方がいいと思います。
そもそも「だいたい」とか「ほとんど」という言葉自体がウソみたいなものですから。
使う数字は3、5、7、9などの奇数がいいです。
反応率が違います。
ただし、本当の数字がわかっているのであればそちらを使ってください。
無理に奇数にする必要はありません。
本当の数であれば背景や意味を説明できるので文章にさらに厚みが増します。
あとキリの悪い数字もいいです。
「81%」や「3.7倍」など本当っぽくみえます。
慣れないうちは大変だと思いますがこれも稼ぐテクニックと割り切って
ぜひ実践してみてください。
飯塚 恵介