坂東玉三郎さんと鼓童のコラボ
大阪松竹座100周年記念講演 幽玄 を観に行ってきました。
コロナ以来一度も観劇に行っていなかったから、久しぶりの歌舞伎、そして関西での観劇はさらに久しぶり。
羽衣の優美さと、道明寺の躍動感どちらも見応えがありました。
鼓童とのコラボレーションも絶妙
いつも観劇やライブに行くと、そこに至る迄のバックステージに思いを馳せずにいられなくなります。
玉三郎さん72歳、お姿を拝見すると随分以前に体幹を鍛え、生活の全てを舞台のために整え、節制しているとインタビューに答えてらした姿が思い出されました。
既に体力を考慮し、何年か前から地方での短期間の講演はなさってないとの事で、今回も尊敬する先輩から観られる間に行く事を進めて頂きチケットを取りました。
先日NHKの番組に坂本龍一さんが出演してらっしゃる姿を見た時にも思ったけれど、彼らを掻き立てる使命感に心持っていかれます。
鼓童の皆さんの一糸乱れぬバチさばきや、緻密に計算された動きにもバックステージの鍛錬を感じました。
活動開始時からの理念に基づき、さらなる高みを目指し、楽器の開発まで行っている姿勢にプロ集団の誇りを感じました。
歳を言い訳にせず、道を極める姿勢を見習わねば。