一気に書き上げたい魂胆。
未完のままで、終わらせたくない・・・・いままでみたいに・・・・


日本から連絡を取り合っていた、I。
でも、家にネットのないIはなかなか返事が来ない。
来ていいよ~の1つ返事があれば、絶対会いたい相手。

Iは、アイルランド人で、スペイン語の語学学校で知り合った。
日本にも行った事あるIは、日本語が上手だった。
あっかるくて、いつも冗談ばかり・・・たくさん、友達がいて
そのうえ、みんなの心配ばかり。
それが、全然大変そうじゃなくて・・・むしろ、当たり前のような感じの子だった。

わたしが、とても家にいることができなくて・・・家を飛び出したとき
わたしを迎え入れてくれたI.
わたしと彼は似合いのカップルだから上手くいかないのか?
本気で心配してくれたI.。

その後、わたしは日本に半年間帰って、バルセロナに戻ったときに
Iの家族が増えていた。手の中にすっぱり納まる赤ちゃんがいた。
わたしが、Iと過ごしていたとき妊娠していたけど、本人は気付かず
気付いたときには遅く、しかも、ダウン症の子が生まれるかもしれないということで
その子の父親は逃げた。最終的に、Iの決心でひとりで育てることにした。

でも、Iはひとりじゃなかった。いつも、周りに人がいた。
お母さんらしくなっていったけど・・・前となんら変わらないIだった。

そのIは、バルセロナに生活に飽きたらしく、サンティアゴに引っ越していた。
Iの好きな緑がいっぱいの場所。
わたしにとっては、巡礼のたびをした思い出の場所。

だから、サンティアゴまで会いにいった。
変わらないIがいた。
子供ひとり育てないといけないのに、今、失業保険もらってるの、ラッキーといってる。
来月にはそれもなくなる。仕事は子供がいるから夕方5時くらいまでしか働けない。
知る人も少ない町なのに・・・なんとかなる精神のIからは、心配要素は微塵も感じられない。

なんか、笑える。

失業者対象に自治州がやってる職業訓練のクラス。
Iは、アンティーク家具の修復とかやってみたくて、そのクラスだろうと申し込んだのが・・・
建物の修復の職業工だった。
おもしろい、といいながらも・・・・力がないから、なかなか難しいとか
この仕事でこうすればいい、ああすればいい。
・・・と、いつものように本気とも冗談ともわからない話をおもしろおかしく話して
ふたりで大笑いする。

Iの提案で、すこし、巡礼道をあるいてみる。
この地方の自然は特に綺麗だ。
わたしたちは、ほんとうの巡礼者ではないので、1箇所で止まっては、写真を撮り、いいロケーションのとこでは
何度も何度も同じ道を歩かされて、写真を撮る。
とりあえず、Iといると爆笑間違いなしで・・・
なんか悩むことがバカらしく思えてくる。

わたしは、密かに【元気づけ隊長】と呼んでいる。
いっしょにいるだけで、誰もが元気になる。
ほんとうに、ほんとうに出会えてよかったと思っている。
大好きなI。
ゆうかのセラピールームつくり-アイナ


~癒しのおうち カリーニョ コンセプト♪~
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