全身被ばく、最大50ミリシーベルト=福島原発事故でWHOが推計
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201205/2012052300942
時事通信社 2012/05/23-21:23
世界保健機関(WHO)は23日までに、東京電力福島第1原発事故による日本国内外の住民の推計被ばく線量をまとめた報告書を公表した。
全身の被ばく線量が最も高かったのは福島県浪江町と飯舘村で事故後4カ月間で10~50ミリシーベルト、福島県のその他の地域は年間1~10ミリシーベルト、宮城など近隣県が同0.1~10ミリシーベルト、その他の国内は0.1~1ミリシーベルトだった。
同事故に伴う被ばく線量を評価する国際的な調査は初めて。平常時の一般人の年間被ばく線量限度は1ミリシーベルトとされ、年間線量が100ミリシーベルトを超えると発がんリスクが高まるといわれる。