白血病に打ち勝って医者になるまでの記録

白血病に打ち勝って医者になるまでの記録

入院するまでは医学生。大1の春休み、2011年3月にフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病発症。波乱万丈な闘病生活でしたが、無事に2012年12月に退院。2012年4に再発。今は入院し、治療中。治して絶対に血液内科医になります。その日までの記録。

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昨日先生と話をした

骨髄内の93%が白血病細胞

前回のマルクでは74%


一気に増えた

抗がん剤をいつもの倍近くの量で

使っていたのに一気に増えた


抗がん剤が効いてない

肺はボロボロ

体もボロボロ


もう体が

移植には耐えられないらしい


体が移植に耐えられない=移植が出来ない=死


あともって2、3ヵ月

早ければ1ヵ月ももたない


死ぬのを待つしかない…


死を意識して

はじめて心から生きたいと思った


私の人生なんだったんだろう…


もっとサッカー一生懸命すればよかった

もっと沢山遊べばよかった

もっと一緒にいたかった

もっと一緒に寝たかった

もっと一緒に色々な所にいたかった


MSFに入りたかった

血液内科医になりたかった

みんなで医者になりたかった


もっともっと

生きたかった…


昨日、

同じ無菌病棟に入院してる

中学生と話してて思ったこと


病気になったことを

恥ずかしいとか

うしろめたいとか

思ってほしくないってこと


私も入院した頃、

色々な思いがあった


白血病だからって

病気だかたって

諦めたこともあった


大学も辞めようとも思った

自分の今までが無意味に感じた


迷惑だろうなって

色々な人と距離をおいた



私は

白血病だけじゃなくて

全ての

病気と闘っている人に


病気になったことは

人生の汚点じゃないんだよって

胸はって生きていいんだよって

可哀想な人でも

惨めな人でもない

勇者や!って伝えていきたい


それを伝えられる

職業は何だろう?って考えた時

はっきりとした

イメージはわかなかった


自分が今まで目指してきた

医者という職業で

それを伝えられるのか

はたまた違う職業なのか…


まだまだ模索中です


でも最終的には

私にしか出せない答えを見つけたい

解なしの数式がありように

この答えはないのかもしれない


それだったら

それでいい


でも

前向いて

顔あげて

しっかり歩んでいきたい



私の人生のストーリーは

まだまだこれからやから(´∀`)



何年生きれるかわからないんやったら

毎日毎日全力で笑った者勝ちやね




今日は

ファミリーカンファレンスってことで

父と母が

福岡から来てくれました


忙しいのにありがとう


これからの事を色々とお話


再発した今

残された道は移植しかないわけで


両親と兄弟3人とも型は合わず

骨髄バンクでも見るからず

第一寛解ではさい帯血移植でした


今回の移植はどのような

形になるかはまだわかりませんが

今は治療に専念するのみ


なので

また明日から

治療頑張っていきたいと思います


まずは抗がん剤7日間