本来このブログは、俺が就いている仕事について想ったり感じたりした事を綴る目的で書き出した。
随分前に挙げたレコーディングの事も頓挫したまんま。気にはなっているんやけど、どうしても”この事”に目が行ってしまう・・・。
3/15 19:50現在、原発施設に穴が空いているという事実が伝えられている。
詳しい事はよく解らないけど、とてもエライことになっている・・・。
命がけでメルトダウンetcを食い止めようとされているプロの方々、付近住民の方々、どうか、どうかご無事で!
そしてこれを 経験 と 教訓 として、世界が振り返る事が出来る顛末になります様に・・・・・。
そんな中、約1万人が安否不明と思われていた所で約2千人の無事が確認された事や、数十時間振りに救出された方のニュースなどが聴こえてきた。
先週の金曜日、津波が街を飲み込んでいく映像を観た時や行方が分からなくなってしまった家族を探されている方の背中を映し出す映像を観た時には、正直涙は流れなかった。
でも、救出された方の映像や、お互い行方知れずだった友人同士が抱き合って喜び合う映像を観る度に、涙が出てしまう。
阪神淡路大震災の被災当時、俺は避難所を転々としてた。”食いぶち”が少ない方が、何処とも良かったからね。
そんな中、お互い行方知れずの友達と再会するんですよ。そんな”劇的な再会”があった時は、お互い決まってこう言うんですよ。
「おぉ!生きてたんかぁ!?」
自然に口をついて出る言葉。
「生きてた。」って言葉。
被災するまでは、「生きる」って単語自体あんまり使わなかったっもんな・・・。
あの時の感情がフィードバックするのかな・・・涙が流れてしまうのは。
「何か自分に出来る事はないか。」
「自分はコレなら出来る。」
「コレをして手助けしたい。」
との想いが、世間では日に日に増している様に思う。
俺もその1人。
救援物資や義援金という手段になるんだけど、「何に使われるか分からないお金を送るのもなぁ・・・」という躊躇が無くもない。
とか言うものの、メジャーどころの募金はしたんだけどね。
阪神淡路大震災の時に、義援金の使途が不明になったり物資が余って破棄されたりというのを間近に見たから、自分の想いを間違いなく届けたいと考える。
そして、いま俺達がやらせて貰ってる介護の分野で、困っている方を応援したいと考えた。
で、決めた。
現地へ、救援物資を送る。
勿論、被災地の皆さんに迷惑が掛からないように。
そして、必ず必要なんだけど気軽に(?)使って頂ける物を。
ルールに従って、被災地の方々の意に出来るだけ即した方法で。
昨日、それを動かしだした。
オンタイムでここにupすると、同じ方法を試みようとされる方々が集中するかも・・・と、このブログではあり得ない気配りをしつつ、出来るだけ詳細に”記録”していきたいと思う。
あっ、レコーディングの話も追いつかさなきゃ。