home-helper's blues

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今日、お客さんの買い物をしに近所のドラッグストアに行った。

夕方。
それもあってか、買い物しに来てる人がヤケに多かった。

店の入り口前に差し掛かった時に、違和感を覚えた。

まさしく「…???」
何かおかしい。

いつもトイレットペーパーやらティッシュが並べられてる棚に、何も置いていない。
空っぽ。

事情が解らず店に入った。
目的の物を取って、レジに列んだ。
俺の前のオバチャンの両手には、ティッシュのパックが3ツずつ。

レジの人にオバチャン曰わく
「ティッシュとかトイレットペーパー、もう無いやね。」
レジの人は「どこの店も、みんな売り切れなんです。」
オバチャンが「ふ~ん。みんな買い占めてるんやね…。みんな買ってるから、とりあえず私も買ったんやけどね……。なんでなんやろね……?」


あれだけテレビで「買い占めは止めて下さい。」って言ってるのにね。


みんな

…バカやね


汚い言葉で失礼。


被災地の様子観て、やれ「私達に出来る事は」だの「節電して協力を」だの言ってるのは、どんな想いで言ってるの?人助けをしてる「つもり」なの?


ホンマ…アホや。


もっ凄い腹が立ったので、書いた。


これ読んで不愉快な想いをした人は…買い占めとかしてないですよね。

本来このブログは、俺が就いている仕事について想ったり感じたりした事を綴る目的で書き出した。

随分前に挙げたレコーディングの事も頓挫したまんま。気にはなっているんやけど、どうしても”この事”に目が行ってしまう・・・。


3/15 19:50現在、原発施設に穴が空いているという事実が伝えられている。

詳しい事はよく解らないけど、とてもエライことになっている・・・。

命がけでメルトダウンetcを食い止めようとされているプロの方々、付近住民の方々、どうか、どうかご無事で!

そしてこれを 経験 と 教訓 として、世界が振り返る事が出来る顛末になります様に・・・・・。


そんな中、約1万人が安否不明と思われていた所で約2千人の無事が確認された事や、数十時間振りに救出された方のニュースなどが聴こえてきた。

先週の金曜日、津波が街を飲み込んでいく映像を観た時や行方が分からなくなってしまった家族を探されている方の背中を映し出す映像を観た時には、正直涙は流れなかった。

でも、救出された方の映像や、お互い行方知れずだった友人同士が抱き合って喜び合う映像を観る度に、涙が出てしまう。



阪神淡路大震災の被災当時、俺は避難所を転々としてた。”食いぶち”が少ない方が、何処とも良かったからね。

そんな中、お互い行方知れずの友達と再会するんですよ。そんな”劇的な再会”があった時は、お互い決まってこう言うんですよ。

「おぉ!生きてたんかぁ!?」

自然に口をついて出る言葉。

「生きてた。」って言葉。

被災するまでは、「生きる」って単語自体あんまり使わなかったっもんな・・・。

あの時の感情がフィードバックするのかな・・・涙が流れてしまうのは。



「何か自分に出来る事はないか。」

「自分はコレなら出来る。」

「コレをして手助けしたい。」

との想いが、世間では日に日に増している様に思う。


俺もその1人。


救援物資や義援金という手段になるんだけど、「何に使われるか分からないお金を送るのもなぁ・・・」という躊躇が無くもない。

とか言うものの、メジャーどころの募金はしたんだけどね。


阪神淡路大震災の時に、義援金の使途が不明になったり物資が余って破棄されたりというのを間近に見たから、自分の想いを間違いなく届けたいと考える。


そして、いま俺達がやらせて貰ってる介護の分野で、困っている方を応援したいと考えた。



で、決めた。

現地へ、救援物資を送る。



勿論、被災地の皆さんに迷惑が掛からないように。

そして、必ず必要なんだけど気軽に(?)使って頂ける物を。



ルールに従って、被災地の方々の意に出来るだけ即した方法で。



昨日、それを動かしだした。



オンタイムでここにupすると、同じ方法を試みようとされる方々が集中するかも・・・と、このブログではあり得ない気配りをしつつ、出来るだけ詳細に”記録”していきたいと思う。



あっ、レコーディングの話も追いつかさなきゃ。

原発が大変な事態になっている様だ。
映画(チャイナシンドロームやっけ?)とかの知識しか無い俺は、もしかしたら必要以上に怖がってるのかもしれない。
現実は、俺の考え以上に悲惨なのかもしれない。
出来る事は、メディアの情報を得る事。
それが虚なのか実なのか…


昨日、あるメールが着た。


電力が不足しているから、みんなで節電しましょう。


的な内容。


前回のブログで書かせて頂いた物と、同じ類。


着たメールに、正直ザラつきを覚えた。


メールには「友達の関西電力の職員からのメールです。」「出来るだけ多くの人に、このメールを回して(転送して)下さい。」等と書いていた。

メールのアドレスには、転送されている事を示す沢山のメールアドレス。

いわゆる、チェーンメール。


内容の真意は、あえて置いておく。


元々の発信者が誰か分からないメール。
それを「善意」「親切」「共感」で、身近な人達に転送する人達。
知らず知らずの内に、膨大な数の「同じメール」が世間に流布する。


正直、ザラつきを覚えたと同時に、怖さを感じたのは俺だけなんやろか…?


神戸の震災の時、こんな話が避難所に流れてきた。
「海沿いのガス工場で爆発があった。有毒ガスが流れ出ている。」
「巨大な津波が来る。」
あの頃は、今みたいにモバイル文化が定着していない時代。
人伝えでも、本震の夜に何処からともなく伝わってきた話。

幸いに、それらの話はデマだった。
それを知った時、人の話で「発信元が分からない話」に対する警戒感が生まれた。実際、「○×にオニギリが届いてるらしい。」って「デマ」に振り回された経験がある。

節電はとても必要だと思ってるし、実行してる。
官房長官の「お願い会見」前に、同じ想いを持った人が居てくれてたなら、素直に嬉しい。


メールの真意は分からない。


ただ、「発信元が分からない話」には、被災地以外の人達にも、十分気を配って貰いたい。
救援物資の内容や送り先、義援金の募集、果ては「○×ボランティアを探してる」などなど。
神戸の時、「デマ」とは言えない「発信元が分からない話」で、被災地に居てた俺達が混乱した場面が多くあった。
同じ救援物資(オムツとか)が保管場所に困る程届いたりね。


とにかく、聞こえてきた話の発信元と真意は、可能な限り確認して応えて欲しい。


今回届いたチェーンメール、発信元が「本物」であります様に…。



追伸:KAZUさん、ホンマありがとう!