結局、慰謝料の請求は 提訴することになった。
裁判を起こすにもお金がかかる。
弁護士の着手金は 180,000万円、その他印紙代とか諸々..
私には 収入もないので法テラスで借金をすることができた。
月々5,000円を返していくことになった。
まだ、始まっていないけど、裁判になったらM子だって弁護士を頼むことになるだろう。
金額は 安くなるかもしれないけれど、慰謝料は 支払わなければならなくなる。
最近旦那がよく連絡を取ってくる。
慰謝料の請求がどうなっているのか様子を伺っているんだろうけど。
M子と最近よくもめるそうだ。
原因は 慰謝料のことらしい。
『どうして私が支払わなければいけないんだ！』
と言って切れるそうだ。
酷い時には 旦那に殴りかかるそう。
そんな時は M子の娘が必死に止めに入るそうだ。
昔、M子が旦那の職場で暴れた時、幼い娘は その脇で泣き叫んでいたそうだ。
修羅場だな。
そんな母を見てきた娘は 大きくなったので、暴れそうな母を必死に止める。
今、M子母子は 私の住んでいた家に住んでいる。
私の息子も一緒だ。
旦那とM子の言い合いが始まると娘は 止めに入り、息子は 部屋から全く出てこないそうだ。
なんて教育に悪い環境なんだろう。
いつも『金がない』を連発する旦那。
気になって怒りだすかな？と思いながら言ってみた。
『貴方、M子と付き合いだしてから仕事もうまくいかなくなってきているよね？M子って下げまん？』
すると驚くことに旦那も同意してきた。
『そうなんだよ！俺もそう思っていたんだ！』
あぁ･･
なんてアホで自己中なんだろう・・
まあ、M子とは 似た者同士なんだよな。
M子と言い合いが始まると、M子は 自分のことは 棚に上げて旦那のことを責め立てるらしい。
『どうして私が仕事もして家のことして子供の面倒を見なければならないんだ！』
旦那は 家のことは何もしない。
掃除も洗濯も、もちろん料理なんてお湯を沸かすだけだ。
義母が同居しているのでお腹が空けば義母の部屋に行く。
昔、私が具合が悪くて寝ていたら心配するどころか義母と寿司を食いに行った。
M子に対してそれが変わったとは 思えない。
相変わらず我が道を行っているんだろう。
まあ、大きな子供だと思って接してきた。
M子の元旦那は きっと一緒に家事をしてくれたりしていたんだろう。
私の旦那とは タイプが違う。
外では そんなタイプの違う所が魅力に見えたんだろうけど。
私の住んでいた家に乗り込み、私が小さな頃から育った地元で娘を学校に通わせる。
『こんなはずじゃあなかった』
そんなことばかりだろう。
たくさん苦しめばいい。