一から始めるBAR SHELTERin能代

一から始めるBAR SHELTERin能代

能代へ帰郷し第二の人生を歩む
BAR SHELTER 
営業時間PM7:00~0:00 定休日火曜日
隠れ家をコンセプトとしたSHOT BARです。

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ジョニ黒と言えば最近70年代の特級表示のジョニ黒を手にいれました。
60年代高度経済成長真っ只中
大学卒の初任給が一万円だった時
ジョニ黒が一万二千円だったらしい


給料一ヶ月分を費やすほどのお酒とは
今のジョニ黒の味ならいらないなあ
などと思いながらどんな味なのか
現行品と共に比べてみました。


現行とは比較になりませんでした
滑らかでいて芯があり、スモーキー
これなら高級品で間違いありません
一方現行品はグレーンの甘さが目立ち
明らかにグレーンが多く入っていて
ノッペリした特徴のないものでした。


特級表示のジョニ黒でも今よりは高いものの数万もするものでもないので
飲む価値は十分あり楽しめます
最近のマイブームはビッグなものなんですが


このへんてつもマッカラン12年何ですが
もう一枚ごらんください


大きさを比べれば圧巻の大きさです。
なんと1750mLで非売品です。
ディスプレイ用にBARなどに配られたもの
らしいです。(10年程前に)
特筆すべきは大きさだけじゃないんです。
現行が40度ですがこれは43度
さらにさらに色が全然違うんです。
この色合いは・・
18年と比べてみました


左からデカ12年.18年.現行12年
一番濃いのがデカ12年
この色はウーロン茶じゃなければ
今は亡き12年グランレゼレバ級
年代的にも怪しいです。
味ですがまだ未開封です。

色だけで判断ですが絶対旨い気がしますw
いつか開けて調査したいと思います。
間違えばとんでもないお宝かも知れません
開ける前からロマンを感じずにはいられません

ビッグと言えばもうひとつ

邪魔なこんな奴が来ましたw
体長2mです。


明らかにでかすぎ三人掛けのソファを
はみ出してます(/ー ̄;)

ぬいぐるみと言うかこれ着ぐるみだった
ものを二次利用したものっぽい
足が異様にながいw
来れば所狭しと有りますので
是非見てやってください。

それはそうとシングルモルトから
もう一つ旧ボウモア12年です。


ふたつ前の12年で瓶にシルクプリント
されていて威厳を感じます。
パヒューミー(化粧香)な香りがあると
されていて自分は飲んだ事ありませんでした。

驚きですね~全く現行品とは違うんですね
高級感があります。
匂い付けされていたのか判りませんが
これが売りだったとすれば
この味を味わう事が出来なくなったのは
ファンにとってショックだったに違いありません

興味を持つことは色々な発見があって楽しいですね(^O^)

桜が咲く季節は何か期待しちゃいます。
困ったお客さんが来襲!
もうべろべろになって絡むんです
「てやんでぃ~い」と連発w
ほんと酒癖悪すぎ

しっかり写メしてやりました!


シングルモルトはラフロイグが好きみたい


うたた寝し始めました。
何かを思い出して泣いているし


最終的にはソファで横になり始める始末
困ったものです。
お客さん足は上げないでください!

お客さん看板ですよ!お会計を渡すと


「金なんかないわ!煮るなり焼くなりしろ」
と言ってたんでドナドナされて行きましたw

もう居ませんのでご安心を♪


グレンフィデックと言うシングルモルトを
ご存じでしょうか?
世界で一番飲まれているシングルモルトで
日本で言えば山崎みたいな位置付け

それほど高くなく、飲み易く、当然美味しい
それがグレンフィデックなんです。

現在のグレンフィデックは12年ものから
なんですが10年程前にはピュアモルト表示の
推定8年ものが有ったんです。

上質なものを安価に提供できるなら
8年ものはカットだ~って言ったかどうか
知りませんがそうなり8年ものは廃盤に
なったんですが、無くなるとなると
希少になるんです。
そして飲んでみたくなるんです。



どどーんとビッグボトル!
なんと中途半端な1.125Lです。


何故かは知りません
しかもコルクが普通の現在の中


スクリューキャップ
完全に大衆を意識したシングルモルトです。
では味は?


旨い
さらりとしていて洗練された味わい
今の方が確かに芳醇ですが樽香の苔の様な
臭いがあり少々癖があるのです。
こちらはフルーティーな香りと甘く柔らかな
中に芯があり、大吟醸を飲んでいるかのような味です。

あ~今の40度ではなく43度ですか 
納得です。通りで生き生きしている訳です。
時代が庶民的なものより高尚なものへと
移り変わったのでしょうけど
個人的には残していて欲しかった一本です

とてもリーズナブルに提供させて頂いているので是非飲み比べしてみて下さい。

きっと気に入る一杯となると思います。
気に入っても無くなれば終了ですけどね
最近スモーキーなシングルモルトが
人気になり始め

ラフロイグやらアードベッグやらレダイグ
までも飲まれ始めたのであれ入れました!


スモークヘッド 43度です。
いかにも煙そうな一品です。
一説にはアードベッグの5~6年ものという事
なので本家より高いんでは入れる価値なし?
と思っていたのですが評価が思った以上に
良かったので試して見ました。

香りはアードベッグの様なフルーティーでなく
若さ特有の樽の香り、煙さは感じない。

テイスティングしてみると甘味、苦味とともに押し寄せるうねるスモーキー感が若さと
渾然一体に押し寄せます。



慌ててアードベッグ10を飲んで見ると
アタックがまるで違うじゃないですか!


アードベッグは全体のまとまりに後方から
フルーティーさと共にじわじわスモーキー
さとまろやかさのバランスは拘り
ノンチルフィルタードで特色を巧く表現してます

こいつはどうだ!荒さをかき消すのが
スモーキーさで甘味、苦味が旨味となって
若い樽香も実に見事と言える。
アフターテイストも煙い煙い
しかし決して嫌ではない旨味
雑さは無い



スモーキーさを存分に味わいたいなら
熟成されない方がいいのかも知れない
と思わせる逸品でした。

ニッカから昔々の名品も入りました。
今は希少でなかなか手に入りません

ニッカ ポットスティル キングスランド
サントリーのローヤルが出た当初
(約30年前)
ニッカは渾身の作として売り出したのがこれ

シングルモルトを作るときに使う
ポットスティルの造形美をそのまま使い
高級感が有ります。

味ですがブレンデッドですが深みをもつ
フルーティーさと僅かなスモーキー感
グレンによる下手な甘さが少ない所から
良質の軽やかさがあり余市の旨味を感じます
ウイスキーなのにブランデーにも近く
当時銀座のクラブとかで優雅に飲んだんじゃ?
と妄想に胸膨らみます。

今のニッカの商品と比べても遜色無い味わい
ニッカ・ザ・ブレンドに近いかな?
時代を越えて伝えるノスタルジー
当然マッサンもこれに自信をもって出した
と思いながら飲むと特に旨く感じますね。