虎穴@東日本橋
担々麺 ¥820
2009年オープンのチャイニーズレストラン。
今年初めてミシュランガイド東京のビブグルマンに掲載された。
最近、担担麺に嵌っていて、中央区千代田区に絞って検索したところ、この店の存在を初めて知った。
自宅から1.6kmの距離なので、運動がてら歩いて行ってみた。ほぼ17分ほどで到着。人気店なので並びもそこそこかなと覚悟していたが、開店15分前で客の姿は見えない。 それでも開店直前には15人程の行列が出来ていたので、やはり人気は相当なものだ。
入って右手にある小さな券売機でチケットを購入し、案内された厨房前の端の席に座る。厨房には店主らしき男性と女性の2人。フロアは女性スタッフ1人でのオペレーション。
厨房前の棚にはワイングラスが沢山並び、カウンターには世界のワイン図鑑なる本が置かれていた。店主はかなりワインにも精通しているのだろうか?
注文から5分ほどで担々麺が到着。ビジュアル的にはさほど美しくない。
太めの麺と、こんもりとした肉ミンチが印象的だ。
スープの第一印象はとても優しい。芝麻醤の胡麻の甘みで、カラシビはあまり感じられない。これはカラシビ増しで注文すれば良かったなと思った瞬間、じわじわとカラシビが押し寄せてきた。決して嫌な感じではなく、あくまでも穏やかにカラシビを味わえる。使用している唐辛子や花椒なども数種類に及んでいそうな複雑な味わい。
粗く挽いているミンチを食べたとき、牛スジらしきものが歯に当たった。牛肉を使っているのだろうか。少し甘みのある味も牛由来? ニラは思ったより匂いが強くない。
ライスは注文しなかったが、スープは全て飲み干してしまうくらい好みの担担麺だった。これなら汁なしも期待出来そうだ。