2017.5.2
白神山地を後にして
五所川原市へと向かいました。
私が青森で 行き当たりばっ旅をしているのを
知った友人が、
「ぜひ、五所川原のねぶたを見てきて」と
すすめてくれたのです。
もちろんお祭りではないのですが、
ねぶたが展示されているのを見ることがでこるそうです。
五所川原の立倭武多館(たちねぷた)。
大きな建物で まずはエレベーターで4階へ。
中に入って まず一声は
「すごーい!」
バカみたいだけど他の言葉は出てきません。
なんたって デカい!!
高さは23m。
初代ガンダムより大きいぐらい。
通常のビル、7階建てに相当します。

そして、美しいし
その色彩の美しさ、
立体感にも驚かされます。

裏側の見返り絵も細部まで素晴らしい。

螺旋状の通路を回りながら
降りていきます。

下から見ても迫力満点。

お祭りだと このように見えるんですね。

これが街を練り歩くのかと思うと、
ワクワクします。
お祭りが復興したのは1998年から。
そのために 電線を地中に埋めたのだとか。
街全体の情熱が感じられます。
立倭武多館は保管のための場所でもあり、
祭の時は この建物が開いて
出陣するそうです。
ここから現れると思うと、ゾクゾクする~。

夏の青森のお祭り、見に来てみたいなぁ。
確かにここは見る価値あり!です。
続いては
金木に移動しまして、
太宰治の生家「斜陽館」へ。
突然表れた豪邸。

私は昔、国文科でして
太宰治の授業を受けました。
でも、うら若い乙女であった私は
女性関係がメチャクチャで
浮気しては心中を繰り返すダメ人間だと思い
太宰治、不潔!って嫌いになりました。
大人になった今は 少しは分かるようになったかも?

それにしても これが個人のお宅だったとは
驚きです。

なんだか『斜陽』がしっくりきます。
ここで ゆっくり読んでみたい気分になりました。