愚痴の対処 | Indigo Walts

Indigo Walts

カウンセラーNorikoのアレコレ。

「だって、言っても聞いてくれないんだよ、

会社(上司)が馬鹿だからさ」



勤め先の愚痴をこぼすときに

残念ながら、よく耳にする言葉である。


うつ社長は暇人だと認識されているようで

(まぁ仕事してないけどさ)

仕事の愚痴電話が時々かかってくる。

時には仕事帰りにそのまま家まで押しかけてくる。


残念なことに、みな目上の親族である。

生前は父に話を聞いてもらっていたようだが、

そのまま相談相手をうつ社長にスライドしているらしい。


ちなみに、うつ社長の仕事のなさを心配するものはいない。

自分のことでいっぱいいっぱいなんでしょう、まぁいいです。



で。



前述の言葉を耳にするたび思うこと。


「言っても聞いてくれないんじゃなくて、

聞いてもらえるように言えてないんじゃないの?」

(説得力の欠如)


もしくは


「たまたまあなたに情報が落ちてなくて

矛盾を感じてるだけなんじゃないの?」

(時が解決)


最悪の場合


「どうでもいいことを勝手に問題視しているだけじゃないの?」

(独りよがり)



とどのつまり

コミュニケーションの問題なのではないかと。

まぁ、そんなことストレートにいえないですけど。


高齢になればなるほど

会社や社会の変化についていけなくなって

それが会社への不満・上司への不満にすり替わっているケースも。


で、

被害妄想の後ろ向きのループに

自ら突っ込んで自爆する輩の多いこと。


相手の立場になって考えてみる

会社が何を目指しているのか考えてみる

上司の立場になって考えてみる

一歩下がって、客観的に状況を考えてみる

自分の言葉の影響力を考えてみる


言葉にするのは簡単だ。


でも、

ポテンシャルの違いからか、

社会でそういうスキルが培養されるチャンスがあったか否かの違いなのか

出来る人と出来ない人で大きく分かれるようだ。


この分岐、トリガーはなんだろう。


・人間性

・コミュニケーション能力

・金銭的余裕(意外とコレも大きいのではないか)

・精神的余裕(同僚や家庭にはけ口があるか否か)



う~む。



とにかく、持ち込まれたからには


被害を最小限にできるように

(対「会社」、対「身内」、対「愚痴を聞いている人」への被害)

穏便に話を聞いて

時には叱って

前向きな気持ちにさせて

「オレ(私)、明日から頑張るよ」or「なぁんだ、そういうことか」

が出たらクローズ。

30分~2時間てとこか。


概ね翌日、何らかの結果報告をもらい

前日把握していた状況の検証を兼ねて

再度、今後の方針策を検討。


労災や労基法令関連、社会保障制度に関するアフターフォローもバッチリ。

あぁ、あたしってば親切だなぁ。

(自分の仕事をしない言い訳)



っつうか、うちの親族、

人間(思考)が単純すぎやしないか?

そっちも心配。




<うつ社長のなかでの分類>


・愚痴=後ろ向き、独りよがり。嫌な気持ちの巻き添えを食らわした挙句、

    自分の口から出た不平不満により、より不満が増加するタイプ

    愚痴を聞いてもらうことが主眼であり、人の意見は聞かない。

    聞いても忘れる。


 ⇒対処法

    盛り上がって不満増大すると何を言い出すか分からない危険分子。

    最悪の場合、相手を傷付け、自分も傷付き、自暴自棄に。

    (こういう人は謝ることも出来ないので、こっちから丸め込まないと危険)

    興奮気味だと話が理解できないので話を整理しながら鸚鵡返しで確認しつつ、相槌は丁寧に。

    要所要所で相手を持ち上げるとよいようだ。

    どうせ、まともに話しても覚えちゃいないので

    聞き流して、一般論を諭して、持ち上げてクローズ。

    酒が入ると最悪。


・意見=不満から改善に繋げるべく策を練り、前向きに対処するタイプ。

    客観的な意見を相手に求める相談ベースでの会話となることが多い。    


 ⇒対処法

    特に必要なし。

    相談ベースで話していると、勝手に自分で整理が付いて納得している場合も。

    ごく希に、頭が良い人で、こちらの意見を悪用される場合が。



東京にいるときは、そもそも愚痴を言う人が部下以外いなかったんだよなぁ。

(部下のガス抜きは上司の務め。危機管理の一つ。)

田舎に引っ込んだとたん、愚痴を発する比率が急激に増えた。

視野が狭いと思考も独りよがりになるのかしらん。




ちなみに、with酒でマナー違反のビッグ・バンを起こした親族数名は

昨年よりうつ社長により「出禁」を発布。


これが引き金となり

親族内では「うつ社長、怖ぇぇ」ともっぱらの評判。

(これでより一層婚期逃してますね!)


挙句「オレは『うつ社長の犬』にはならないぞ」って

お互い言い張っているらしい。


身内の未婚の女性に対して、

相談やら報告に勝手に押しかけておいて

どんな評判立ててんだよ、あんたら!


こっちだって、目上の親族を飼い犬にする気などさらさら無いっつうの。

(行動力と社会性のある若い力じゃないと役に立たねぇしな)



親しき仲にも礼儀ありってね!

最低限のマナー、そこだけは譲れないし譲る気も無いけどさ。


いいかげん誰か一人ぐらい

うつ社長をうならせる説教でも聞かせてくれや。