今週の火曜日、浦和駅前のパルコ10階コムナーレにシステマ埼京の練習に行ってきました。
1番目のワーク
先ずは自分の身体にしっかりと呼吸を通し良い状態になります。
その状態のまま自分の両手を側方に挙げてTの字になります。
その後、パートナーに挙げている片方の腕を下に向かって腕が下がるように力をかけていってもらいます。
自分の中に相手の力が入ってきて、それに抵抗するために自分自身の中にもテンションが生まれ腕が下がってきます。
その後、自分の身体の呼吸を通して腕を元の位置に腕を戻していきます。
このワークを自らのいわゆる力で腕を戻した場合と体に呼吸を通した場合を比べてみます。
不思議な事に力でやった場合は身体が疲れるばかりで上手く腕が上がらず、呼吸を通した場合は無理なく腕を上げる事ができます。
この時、ペアを組んだIさんから一番初めの状態の時、しっかりと呼吸が通ってないと教えて頂きました。
この時の私の状態は、本当の意味でのリラックスではなくただ単に力の抜けた状態であり、本当のリラックスとはダラッとすることではなく、その中に程よい緊張があることを思い出しました。(Iさんありがとうござます。)
自分の呼吸を通して腕を挙げるという力の使い方は、他の武術や武道で表現されている呼吸力や相撲力と共通するなとも感じました。
昔、合気柔術を習っていた時に『力は入れるものではなく、力は出すものなんだよ。』とその当時の私には全く理解出来ない助言をもらったのですが、今回のワークでそういうことかと理解することができました。
(この助言をくれたのは武術家なら絶対に大きな影響を受けたことのある本の筆者であるKさんという方です。)
2番目のワーク
両腕を前に出してパートナーに内側から腕を入れてもらい外に開いていもらいます。
その後開いた腕の場所から元の位置に戻すワークをしました。
3番目のワーク
自分の腕を90度に曲げてパートナーに腕を伸ばすように引っ張ってもらいます。
その後、伸びた腕を元の90度の位置に戻していきます。
文章にすると『そんなこと?』と思われるかもしれませんが、これを力でやると相手はスムーズに戻ってくることができません。
しっかりと相手の力を感じ、引っ張られた同じ軌道で相手と繋がっている感覚を維持しながらでないと、上手く相手は動いてくれません。
最後にシステマ埼京インストラクターの田藤さんとこの日のワークを様々なパターンで行ったのですが、この時貴重なアドバイスを頂きました。
『自分の身体の呼吸が通っていて良い状態だと必要以上に相手の力が自分に入ってくることがない。
もし、自分の中に相手の力が入ってきたらその入ってきた順に相手に戻して上げると力をリサイクルできる。』
(相手の力→自分の腕→自分の肩→自分の脇→自分の足だったら、その逆に自分の足→自分の脇→自分の肩→自分の腕→相手と正確にたどって返していく)
今日書いた事は、『?』と思う方がいると思いますが、読む人が読んだら『そうか⁉』という内容だと思います。
システマ埼京面白いですよ。
『のぐち接骨院。』
HP
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