なかなか更新できず・・・すいません・・・。
そのぶん、長い記事になります・・・。
終わって1週間もたっちゃいましたけど、
にわのわ
6月1-2日、無事開催されました。
心配された雨もどこへやら。天候に恵まれ、にわのわ日和となりました。
ご来場頂いた方
出展者さん・出店者さん
スタッフやボランティアでご参加いただいた方
ありがとうございました。
僕は実行委員で、大道具係。
昨年のプレ開催を経て今年本開催が正式に決定したのはおよそ半年前。
実行委員・スタッフは、仕事も家庭も後回しにしがちに、
半年間この日の為に尽くしてきました。
僕らがそうすることができたのは、
家族や周りの方々のの理解と協力があってこそだと思っています。
この場を借りて、
ありがとう。ありがとう。
今回のにわのわ、僕らがまず取り組んだのが、昨年プレで障じた問題をどう解決していくか。
それらのひとつひとつに目を向け、
からまった糸くずをひたすら地道によりわけるように手探りで模索する・・・
その糸くずの中に答えが隠されてる訳じゃなく、
よりわけた糸くずの感触になにかを 自分たちで 気付けるか どうか。
(あ、どこかの店主みたいな語り口・・・)
去年のプレからしたら、10倍くらいあるんじゃないかと思えるほどの仕事量がありました。
各自、自らまたは助言から気づいて行動することも多く。そこからよいアイディアも芽生え。
大抵の場合、かえって仕事を増やしてしまうことになってしまうのですが、
(気づくと担当になってしまったり・・・)
そのひとつづつすべてが、にわのわの魅力として形になっていった気がします。
全力で取り組んだ気ではいましたが、至らないことが多々ありました。
まだまだ手が回らなかったこと、手の届かなかったこと、
気づけずに過ごしてしまったこと、更正が苦手、注意力不足。。。
捉え方の違いや、言った聞いてないで食い違うことも。
自分たちの共通認識を、まわりに伝えてきれていないということが多く。。。
たいへん。なんですけど、
たいへんたのしい。
僕はいま、みなさんに大変さをわかってほしくて書いている訳ではありません。
こんなに充実していたんです。というのをちょっとだけ知ってもらえたらなと思ってです。
大道具係として仕事が始まったのは、
会場のレイアウトづくりから。
ある晩、自宅で「作戦板」とにらめっこしていると、
(作戦板とは、鉄板に地図を貼り、ブースをマグネットにしたレイアウト用の会場図)
横から妻が手を出し、曲線に並べはじめたのをきっかけにして、
今回の、ムーアの彫刻から波紋状にひろがるレイアウトが生まれました。
大道具、今年はいろいろ作りました。
などなど。
一番手を焼いたのは「にわのわゲート」。入場券をもぎるテント。
作らずに済む方法もたくさん考えましたが、
来場者が入場・退場・再入場とスムーズに行き来できること、
搬入出時に、車両が通れる幅と高さを確保しなければならないこと、
それらを考慮し、最後ににわのわらしさで味を整えて、あのカタチになりました。
(来場者さんはお気づきになれなかったと思いますが、
開場前・閉場後は、テント屋根の半分をしまうことができます。)
にわにわHPから拝借。
僕はまた、アート・クラフト出展者という顔も持ち、
1/82として役割も果たしたいと思っていました。
会期が近づくにつれ明確になりゆく当日の実行委員スタッフボランティアの激務を考えると、
悠長に出展してる場合じゃないよなって思う夜もありました。
さらには僕の段取りの悪さに、大道具製作にかなりの日数を割いてしまいました。
連日のつかれと睡眠不足準備不足という精神的な焦りからか、
当日の2日間、気持ちをちゃんと開くことができなかった気がします。
釣銭の計算や日本語だっておぼつかない状況でした。
せっかく、素敵な作家さんたちと作品とふれあえる機会なのに、
そういう時間・気持ちのゆとりを持てずに終わってしまったきがして心残りです。
自分のブースもまともに撮ってなくて・・・
もうなにがなんだか。。
とはいえ、開催中はたのしい時間を過ごさせていただきました。
友達や作家仲間や顔見知り、たくさんの方々に立ち寄って頂きうれしかったです。
そうそう家族や親族も。
一番驚いたのは僕の父が来たこと!!!(こういうのに来るの初めて・・・)
そして、あっという間に撤収・・・
今回のにわのわ、
自分で言うのもおこがましいですが、
おおくの方々から感謝やお褒めのお言葉を頂きました。それは素直にちょうだいしつつ。
もちろん、苦情苦言も届きました。
ご迷惑をおかけしてしまったことは申し訳ありませんが、
お言葉を寄せていただいたことは嬉しく思い、
それだけ翌年以降への期待の表れと勝手に解釈しています。さらにたくさんのご感想やご意見に耳をかたむけたいなと思っています。
にわのわに対して僕は、
なんでこんなにがんばっちゃうんだろう。
来場者さんが楽しんでいる姿を思い浮かべながら・・。
出展者さんが楽しんでいる姿を・・。
スタッフ・ボランティアが活き活きと楽しんで役割にあたっている姿を・・。
にわのわにちょっとでも関わった方々が、ちょっと自慢しちゃいたくなるような・・?
もちろんみんなそう。ほんとうにそうできたらなと思って取り組んできました。
でも、きっといちばんは、この実行委員たちを喜んでもらいたいって思ってやってたのかもって。
なんとなく。(でも心配かけたりも多かった・・やりすぎーって思われてたかも・・)
どんなにがんばってもとくに見返りや報酬のない実行委員たち自身ががわくわくできるように。
そんなふうにみんなで刺激し合い支え合ってこの半年を過ごしてきた気がします。
ほんとうなら、実行委員自らが一番楽しみたいって思ってるはずのにわのわ当日は、
朝から暮れまで自分の責任に大忙しで、そんな時間はなかったのですから。。
その点、僕大道具係は当日あまり役割は無く・・・うそうそ
僕は出展もあるから、役割が行かないように配慮してくれたというのが本当です!
そういう気遣いが至る所に細やかにほどこされて、(もちろん万全じゃなかったかと思いますが)
たくさんの方々のお力添えを仰ぎながら
あの庭にあのような手触りのいい空気感が作られて行ったんだと思っています。
今回出展くださったある作家さんが、
にわのわの感想をブログに綴ってくださったのを読んで、まさにそうだーと思ったのが、
「calling」というくだりでした。
僕は実行委員に呼ばれ大道具の役割を与えられたからここにいられるんだなーと。
だからこそがんばっちゃうのかな。
一昨年の冬、あのひとに「ういさんじっこういいんやらなぁーい?」って声かけられたときの、
あの瞬間あの感覚を僕は忘れることはないと思います。
そして来年も開催することができるなら、
(まだ決定していないのでこう言い方しかできません・・・)
また実行委員として関わることができるなら、
出展者さんや来場者さんやスタッフボランティアさん、
選考委員さんや協賛者さんや美術館関係者さんや、みなさんが楽しく過ごせるように。
「また来年も行きたい」「来年こそは行こう」って思ってもらえるように。
まだまだのにわのわ
さらにさらににわのわらしさを表現できるように。。。
みんなとなら、できちゃうなー。
そう信じられるみんなと一緒ににわのわを作っています。
なんか長文駄文支離滅裂ですいません。
お読みくださりありがとうございました。
またね。