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乳がんの再発転移から2ヶ月が経とうとしています。
ゆっくり、落ち着いて、焦らず、気持ちを楽に、色々とやってみした。
でも、やっぱり、無理です。
僕たち家族はのんびりと生きれないんだなぁって実感した1週間でした。
でも、生き急ぐって感じじゃないんです。
3人とも今を大切に生きている。
これは簡単なようで死を隣に見えなきゃ本質は見えないと断言できます。
それぞれの思いが交錯する中で『思いやり』という実があり、改めて家族とは?と考えさせられます。
人はどれだけ生きたのではなくどうやって生きたか?
答えはきっと自分達がいない世の中で回答をもらえるのでしょう。
じゃ、今を自分らしく生きる、生き抜く、きっと日々の問題を解いていくのが人生なのかな?って考えます。
この先。残酷な運命が待っていても、決して残酷な人生ではないのだから
義父さんなどへ報告しに愛知まで数回往復。8月はお店も休みがちでご迷惑をおかけしました。
ママさんは現在はお店に出て、前と変わらず笑顔です。
改めて彼女の強さを垣間見ます。
僕はというと相も変わらず、凹んだり必要以上に頑張ってみたりと忙しい性格だなぁとつくづく飽きれます(汗)
求道はようやく普段の求道に戻ってきて元気いっぱい、小学生らしい小学生を過ごしています。(体格は中学生ですが・・・)
身長もいつの間にか162センチ。体重も70キロ台。柔道やるには理想的ですが頭とあんよがおこちゃまです。
でも、やっぱり家族でテレビを見ていて小林麻央さんのことが出ると消しちゃいます。
彼女のせいでもなんでもないのですが・・・
7月上旬、ママさんの乳がんが再発・転移し、我が家も少なからずシフトチェンジをせざるを得ない状況下におかれました。
まずは、ずっと二人で頑張ってきたお店。
今までは6:4の割合で仕事分担をしてきましたが9:1ぐらいにしました。
完全に休みなさいと言ってもどうせ動くし働くし(汗)
まぁ、体に負担がかからない程度でのんびりお客さんとおしゃべりしながら過ごしてもらおうかなって
求道は当初、かなりのショックを受けたみたいでした。事あるごとに「来年も行けるよな?」「もう、治ったんちゃう?」「ガンって治るってテレビで言ってたよ」
・・・・・・・
もう5年生。嘘をついて誤魔化すことはできない。ちゃんと向き合い、その都度、話した。
そして、その都度、大粒の涙をこぼしていた。
とても辛かった。ママさんもその姿だけは我慢できないと泣いていた。
避けては通れないけど本当に辛い。
祇園祭、海、夜店、釣り、プール、そのほか様々なイベントとこの夏は友人の家族にも助けられいっぱい連れて行ってもらった。
家族優先に考えたので道場も休みがちになった。
「家の手伝いをする」と言う。
「大丈夫だから、自主練しときな」と言っても聞かず、夏休み中はほとんどの日をお店の手伝いを率先してやっていた。
彼なりに思うところがあったのだろう。その気持ちがやっぱり嬉しい。
8月を見ていて彼はしっかりと真っ直ぐに育っていると確信した。
バカですけど(笑)