規則性の問題攻略法
規則性の問題は、入試でよく出題される分野です。難関中もこの手の問題がお好きなようで……。
が、この規則性の問題、コツさえつかめば、算数苦手っ子でも、灘中の問題が解けてしまったりする不思議な分野なのです
不思議の理由は、この規則性の規則性という言葉にあります。
なぜって、これが不規則性とかだったら、本当に難しいですよ、でたらめなんですから。
でも規則性というからには、自然に考えれば、簡単にひらめくように規則的にできているんです。
でも現実には、算数苦手っ子にとって問題の解答といくらにらめっこをしても、おそらくちんぷんかんぷんでしょう。
規則性の問題には、たいてい解き方をわかりやすく説明するための表がのっています。
しかし、そこが算数苦手っ子の苦手っ子となるゆえんなのですが……表の中に書かれている数字の意味がさっぱりつかめていません。
そこで、熱心な塾の先生や、お父さんお母さんが必死で説明するわけですが、その時すでに子どもの頭はパ二ック状態!!
算数嫌いの子は表を見ただけで、きっと難しいことが書かれているちがいない!!と思い込んで、頭がフリーズしちゃうんですよね。
だから、算数の苦手な子には、説明するのではなく、見て触れる教材を使って、自分の目で見て自分でわからせる、納得させる必要があるのです。
そこで次回からは実際の入試問題を使って簡単に解く方法を説明していきます。