プレイスメントテストには、スペイン語話者を意識したと思われる設問がいくつかありました。

個人的な理解であり深く研究したわけではありません(このブログの今後の内容はすべてそう)が、スペイン語は法則の明確な言語です。ラテン系言語がすべてそうなのかもしれません。


法則:名詞を並べる場合は必ず(と思う)"de =英語のofに当たる"を使う。

PTに出ていた例

キッチンテーブル=kitchen table, or table of kitchen ?

映画監督=movie director, or director of movies ?

(選択肢は4つだったけど他のは忘れた。)

このような場合スペイン語では

mesa de cocina、director/ra de películas

と言う。従って誤用が多くなるのでテストに出ている、というわけなのでしょう。

(日本語のテストでも、韓国語話者を意識した設問を作りますよね。同じだなあ。)


形容詞を使う場合でも、スペイン語は名詞が先。

私が思うに、それが何者であるかをまず最初に述べるのではないかと。

例:未確認飛行物体=unidentified flying object(UFO)=objeto volador no identificado(OVNI)

真夏の夜の夢=midsummer night dream=sueño de noche de mediante de verano


スペイン語ってなんて大変なんでしょう😆


english-español-nihongo
UCSDの不思議な風景ー傾いた家


前のブログと相当異なりますが、関連はあるのでこのまま続けます(IDが取れなかった)。お許しください。

1年間ご無沙汰いたしました。m(_ _ )m


さて、ここはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ。

UCSDのオリエンテーションで、先生たち約30人(半数とのこと)が紹介されたとき。

主任らしき女性がいきなり

Hi, how are you!!!! Hyu!!!, Hyu!!!!

と。そして

which do you prefer, speech or song?

というわけで、hiphopのメロディとリズムに乗せて先生たちの紹介がされました。♬♬

紹介と言っても、「みんなよくきたね。楽しく勉強してね」みたいな歌詞を歌って、各教師は名前のみ。

う~~~~~~ん、うち(と言わせてください)と違うなあ。


その後のさまざまな内容の説明でも、彼我の違いを感じずにはいられませんでした。


例えば遅刻の説明で、

「規則上は授業時間に遅れたら遅刻だけど、これは教師によって違う。例えば僕は、必死に走って5分遅れて教室に来た学生を遅刻扱いにはしない。頻繁に起こるなら別だけど。でも、ここにいるスティーブンは違うよ。彼は1秒でも遅れたら遅刻にするから、みんな気を付けて。」

すかさずスティーブンが

「そう、僕は厳しいんだ。僕のクラスに来たい人、歓迎するよ」


教師によって遅刻の扱いが違う??!!

それをオリエンテーションで教師が堂々と言う??!!

う~~~~~~~~ん、ここはアメリカ。
english-español-nihongo-UCSDキャンパス

UCSDキャンパス‐部活の勧誘

朝、テレビをつけますよね。

私は生まれてから(?)今までずっと、朝のニュースはNHKをつけていたのですが、

ここ1年ぐらい、TBSをつけるようになってしまいました。


TBSだと、「みのもんたの朝ズバ!」という番組をしています。

みのもんたさんは有能なキャスターだと思うけど、語り方や内容が私はあまり好きではなく、

みのもんたさんがいなければ好きな番組なんだけど~~と思ってみています。(それじゃ意味ないって?)


この番組のコーナーの一つに、「みのがしません。けさ単」というのがあって、若いアナウンサーがキーワードでトピックを拾って10分足らずで解説します。


その、「みのがしません」に、日本語教師病の私が反応しました。

本来は

「みのがしません(見逃しません)」 *青い部分を高く発音する

なので、アクセントは

「ドミミミミミド/低高高高高高低」

です。

このように、共通語のアクセントは、一つの単語内で高い部分が1カ所しかありません。


これを、高い部分を2カ所にして発音すると、単語が2つになって、意味が違ってきます。


のがしません」 

ドドドミミド」


ほらね。あら不思議。「みの(もんたさん)が、(このコーナーを)しません」という意味になったでしょう。


私の知る限り、あの若いアナウンサーは今まででたった一回、

のがしません」 

と読みました。たぶん、故意で。


反応したのは、私ぐらいなのだろうな~。

でももう一度、やってほしい。


昨日、出版社の方が学校に見えて話していて、昔のことを思い出しました。


アメリカにホームステイに行った若い女の子が、英語がわからないと言って嘆いて書いてきた手紙を読んだときのこと。

おもしろかったので、よく覚えています。


彼女は、「水汗はウォーターではない、ワラだ!」と、それから

「ホットドッグホットドッグは、ハダだ!」

と書いていました。

そう、アメリカ英語はそのように聞こえます。

水とホットドッグなら、

ワランハダ

です。


だから、全然わからない。


そのカルチャーショック(?)覚めやらぬとき、アメリカ人が飼い犬に

「ワラ、ワラ」と言っているのを聞きました。

すると犬は「ワラ」が「水」だとわかって、よろこんで水を飲んでいるのだそうです。


彼女はさらなるショックを受け、

「犬にもわかる英語が、私にはわからない~~しょぼん

と、泣きが入っていました。あせる


そうなんですよね。

同じ事を、イギリスで日本語を勉強して日本に来たイギリス人が言ってました。

「ぜんぜん違うやないか!!」(とは言わないが)


でも、イギリスではしっかり「ウオーツァー」と言うのだから、気にすることはないのです。

私は、ノルウェーで、オーロラを見たことがあります。15年ぐらい前のことですが。

今、太陽の磁気(?)の影響で、綺麗にオーロラが見られるとか。

北海道でも見られるかもしれないと、昨日のニュースで言っていました。

下の写真は、今日のトロムソだそうです。

きれいですね。
ダンス大好き
今年見に行く人は、きっとすごいオーロラが見られるんでしょうね。

私は、ラクセルブという街に三日間滞在して、三日目にやっと会えました。

期待するのをやめたとたんに、会えたんです。

オーロラより、犬ぞりのほうがおもしろいや、なんて思ってた。


そしたら、「何だって?私のほうがおもしろいに決まってるでしょ」

みたいな感じで出てきたんですね。

私はその時、何かを学習したのでした。


「期待している物事は、期待するのをやめると現れる」

皆様。今年はブログ更新を頻繁にしようと思っていた、その矢先。

大変な事件が起こり、ブログを書くどころではありませんでした。


本当に、人生にこのようなことが起こるとは。


東日本大震災のときも同じようなことを思ったのですが、

あれは日本に住んでいる大多数の人が同じように感じたはず。


しかし今度の事件は、ほとんど当事者でした。

大震災の傷も癒えぬうちに、あれから10ヶ月しかたたないうちに、悲痛な思いをまた、してしまいました。


心配してくださった方々、ありがとうございます。


やっと少し落ち着いたので、またここに日常を書いていきたいと思います。


亡くなった2人の女性のご両親が、

「このことで学校の皆さんが影響を受けて、勉学をやめるようなことのないように。学生たちは、日本に来た目的を忘れず、変わることなく日本語学習を続けるように願っている」

というメッセージをくださったことに感動しました。


理不尽に愛する娘を亡くしても、このように周囲を思いやることができるとは。


すごいですね。

あけましておめでとうございます。

今年は、(少しは)ブログを書くことにします。

1月2日、30キロ走りました。

仁淀川(下の写真)沿いの国道194号線を、実家のある清水日々原(きよみず・ひびはら)から、

いの町仁淀川大橋まで。
日本語教えています。

ここを走るのは去年に続き2度目。

前回に比べて、左脚裏側の痛みはなかったけど、脚全体の疲労が激しく、

昨日と今日はひどい筋肉痛で歩くのも大変です。左股関節手術部も痛い。

去年はあまり走らなかったから、脚が長距離に慣れていないのでしょうか。

ストレッチのトレーナーは

「根性で走るっていうんじゃなくて」

と言っていた。

私も、根性は避けたい。

これは、根性ではなくて、

美学

です。


ははは。汗

今日は、当校で受けている労働省委託の日本語教師養成コースの受講生と、外国人学生たちとの交流会がありました。


みんな、すごく楽しそうでした。


学生は初級レベルだったのですが、「伝言ゲーム」なんかも普通にやっていて、感心。

「かえるぴょこぴょこ・・」とか、けっこう難しいのに。

まあ、日本人が間にはさまっていたのですけど。


今まで会ったことのない人たち、外国人と日本人同士、楽しくゲームして、話して、

こういうの、なんだかいいですね。

ラブラブ


眺めながら、そういうことを思っている私でした。

以前このブログに、「こんなこと知っている学生がいた!」という話を書いたことがあります。

それは、「小鳥遊」を「タカナシ」という名字だと知っていた学生の話でした。


「小鳥遊さん」は「タカナシさん」です。

「鷹がいない」=「タカナシ」=「小鳥が安心して遊ぶ」という、言葉遊び。

ほとんど冗談でつけた(?)名字ですね。


中国から来た初級の学生が、このことを知っていたのです。

「鳥」という漢字をやっていたときに、彼が「先生、小鳥遊はタカナシでしょ」と言ったのであった。

とても驚いた私。


でも、最近ネタがばれました。


日本語教えています。 この漫画の主人公がタカナシさん、「小鳥遊さん」だったんですね~~!!


そうか、奴らは漫画からレアな知識を得ているのか。


あなどれないぞ、日本の漫画!!


皆様 こんにちは。

大変ご無沙汰いたしました。あせる 全然余裕のない毎日を過ごしております。


この間に、9月に養成講座の修了生が卒業し、10月生が新たに受講しているという毎日です。


私がぐずぐずしている間に、高知県の幸福度が47都道府県中46位というランク付けがされてしまいました!!


これってどうなの。


大きなお世話でしょ。


たぶん優良企業がないとか、人口の高齢者率とか、離婚率(?)とか、犯罪の多さとか、そんなことで決められているのではないかと思うんですが。


本当によけいなお世話。

法政大学、こんなことしないでもっとほかにやることあるでしょう。

ちゃんと日本語が話したり書いたりできる学生を育てるとか。


日本語教えています。 ←ランキング公開中の法政大教授

と、とても憤慨する自分を「へえ~、憤慨してるよ」と客観視している私です。